一見さんお断り(!?)のような雰囲気にドキドキしながら、店内へ

BARすがはら 渋谷本館

渋谷駅から徒歩8分ほどの、道玄坂上にある「BARすがはら 渋谷本館」。花街として栄えた円山町の路地裏に、ひっそりと佇む隠れ家バーです。


BARすがはら 渋谷本館 エントランス

エントランスには石畳が敷かれ、なんだか京都旅行にでも来たかのよう。初めてだと、ちょっと入りづらい店構えで、ドキドキ…。


BARすがはら 渋谷本館 玄関

お忍び感たっぷりの引き戸を開け、玄関でしばし待ちます。数秒間ひょっとして、「一見さんお断り!?」という思いが頭をよぎりますが、紳士な執事といった雰囲気のスタッフが現れ、スッ、とスリッパを出して案内してくださいました。


BARすがはら 渋谷本館 店内

お店に入ってみると、古い木の風合いなど、古くから続く旅館へおじゃましたかのよう。

オーナーの菅原さんによれば、お店は築50年ほどの古民家を改装したもの。昔は芸者さんを抱える芸置屋として使われていたこともあったのだそうです。


BARすがはら 渋谷本館 バーカウンター

廊下を抜け、案内された先は、落ち着いた大人の雰囲気漂う、正統派の重厚なバーカウンター。ウィスキーのオールドボトル、世界各地の貴重なお酒などがずらりと並びます。


BARすがはら 渋谷本館 バーテンダー北見尚輝さん

バーテンダーは、同店の若きエースの北見尚輝さん。初めてだと、緊張してしまうかもしれませんが、柔らかな物腰で話しかけてくれるので、リラックスしてお酒を楽しめますよ。


BARすがはら 渋谷本館 テーブル席

カウンターの後ろには、二人がけのテーブル席も。ほのかに灯る照明がプライベート感たっぷり。彼とゆっくり語り合いながら、飲むことができそうです。


BARすがはら 渋谷本館 吹き抜け

上を見上げれば、菅原さんが遊び心で作ったという吹き抜けが。実は、この吹き抜けの先、2階には隠れ小部屋があるのです!



はんなり和な小部屋で、彼と二人の時間を楽しんで♡

BARすがはら 渋谷本館 2階

深紅の絨毯が敷かれた階段を上り、魅惑の2階へ。そこに現れたのは、照明や窓の建具、柱など随所にこだわりを感じる和の空間。


BARすがはら 渋谷本館 1階

下をのぞけば、1階のバーカウンターの空気感も楽しめます。


BARすがはら 渋谷本館 2階

二人の愛を燃え上がらせてくれそうな真っ赤なラブチェアも発見♡

個室では記念日や誕生日など、サプライズ利用のお客さんも多いとのこと。事前に相談すれば、スタッフのみなさんが協力してくださるそうですよ♪


BARすがはら 渋谷本館 金柑のジントニックとラフランスのシャンパンカクテル

ドリンクのオススメは、甘いお酒が好きな二人なら、生のフルーツをカットして作るフレッシュフルーツカクテル(各1,500円※チャージ料別途1,000円)。

写真右の「ラフランスのシャンパンカクテル」は、旬の金柑を丸ごと使用し、そこにジンを合わせた、さっぱりとした仕上がり。写真左の「金柑のジントニック」は、山形県産のラフランスとシャンパンを合わせた口当たりの優しいカクテルです。勉強熱心な北見さんが作るカクテルは、1杯ずつ個性がキラリと光っています。


BARすがはら 渋谷本館 酒入り すがはら特製生チョコ

お酒のおともには、北見さんお手製の「酒入り すがはら特製生チョコ」(600円)がオススメ。中に入っているお酒は、毎回異なるものを入れているのだそう。恋人と一緒に食べて、どんなお酒が入っているか当ててみるのも楽しそうですね♪

ちなみに、「すがはら特製ピクルス」(800円)や「タマゴソース掛けポテトサラダ」(600円)など、おつまみも取り揃えられています。

正統派のオーセンティックバーでありながら、遊び心を感じる吹き抜けや隠れ小部屋もある「BARすがはら 渋谷本館」。翌日の朝4時まで営業しているので、ディナーデート後の二軒目で訪れても、ゆっくりと飲んで語って、過ごすことができます。お忍び旅行気分もちょっぴり味わって、特別な夜を楽しんでくださいね♡



BARすがはら 渋谷本館
住所:東京都渋谷区円山町25-5
電話番号:03-5456-5337
利用料金:19:00~翌4:00
定休日:なし
最寄り駅:渋谷、神泉



取材・文/上浦未来

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