2017/10/18 17:00
文系男子が「さらに惚れる…」読書デートにピッタリのブックカフェ4選
「気になる文系男子ともっと距離を縮めたい!」そんな時オススメなのが、ブックカフェデート。本の趣味にはその人の本質が表れるので、ふとした瞬間に彼が手に取る本を見れば、関心があることや好きなものが垣間見えます。好きなものをさりげなくチェックしておけば、会話も盛り上がって、「この子と話合うな…」なんて感じさせることもできるかも!好意を持ってもらうには、彼の好きなものの話題で盛り上がるのが近道ですよ♪
忙しい日々から離れて、二人で懐かしい気持ちに浸る/see more glass

デート中もついつい頭から仕事のことが離れないという忙しい彼だと、休日に読む本も仕事関連のビジネス書だけ…ということもあるのではないでしょうか。仕事熱心なのはいいことですが、たまには頭を切り替えてリラックスする時間も大事です。
同じ読書なら、文字数が少ないからこそ思いっきり想像力が刺激される絵本もオススメ。原宿にあるカフェ「SEE MORE GLASS(シーモアグラス)」では、世界中から集めた1,500冊もの絵本とアートに触れながら美味しいごはんと飲み物を楽しむことができます。

店名の由来はサリンジャーの小説の中に出てくる、セリフから。1996年に開店して以来20年以上も続く名店です。
絵本作家の大御所、荒井良二さんや田村セツコさん、植田真さんの原画も常設。壁面を期間限定のギャラリーとして貸し出しており、さまざまな展示と出会えるのも魅力のひとつ。

ドリンクとフードメニューの種類は決して多くはありませんが、手作りデザートやチャイは、開店当時からの定番人気メニューです。
からだに優しい「玄米カレー」(ドリンク付き1,200円)やカフェインを含まない「たんぽぽコーヒー」(500円)で体をいたわり、絵本で子供の頃を思い出して心も労れば、頭も体もスッキリして想像以上に癒やされちゃうかも♡
SEE MORE GLASS
住所:東京都渋谷区神宮前6-27-8 京セラ原宿ビルB1
電話番号:03-5469-9469
営業時間:12:00~18:00(日祝は14:00~18:00)
定休日:土曜、不定休(HPの営業カレンダーをご確認ください)
最寄り駅:原宿/明治神宮前〈原宿〉
彼と文学談義したい♡レトロな雰囲気の夜カフェ/夜の午睡
オシャレすぎる今どきのカフェはちょっと苦手…という古風な彼なら、昭和の香りが漂う大人の夜カフェに誘ってみてはいかが?
阿佐ヶ谷駅の北口からすぐの路地にあるカフェバー「夜の午睡(よるのひるね)」。今では手に入らなくなった貴重な絶版本や古書、画集、ガロ系の漫画などが揃っているお店です。
昭和30年代にバーとして使われていた建物をそのまま活かしたレトロな空間にいると、まるで昔にタイムスリップしたような感覚が味わえるかも。
18時半から深夜2時までと夜のみの営業ですが、お酒を飲まない二人のデートでも大丈夫。コーヒー1杯550円~とリーズナブル。スパイスの効いた「本格タイレッドカレー」(850円)などのお食事メニューや、モンキーバナナとチョコマシュマロのカフェなどデザート系まで幅広いラインナップが揃っていますよ。
また、夜の午睡(よるのひるね)では面白い単発イベントを頻繁に開催。占いやデッサンの会、詩の朗読や映画の上映会などから金継ぎ、昆虫食など珍しいものまで、さまざまなジャンルのイベントがFacebookページやTwitterで告知されています。
事前に確認して彼の興味がありそうなイベントを「今度行ってみない?」と誘ってみては?
夜の午睡
住所:東京都杉並区阿佐谷北2-13-4 1F
電話番号:03-6765-6997
営業時間:18:30~26:00(LO25:00)
定休日:火曜日
最寄り駅:阿佐ヶ谷
もう少し一緒にいたい…2軒目のお誘いに◎!秋の夜長をロマンティックに演出/Anjin

普通の本屋には置いていない"通好み”の本が揃うのが代官山 T-SITE内にある「代官山 蔦屋書店」。とくに、車系や旅行、アート、料理系の本、雑誌は都内でもトップクラスの品揃えを誇ります。
そして、「代官山 蔦屋書店」に本を探しに来たら必ず立ち寄りたいのが同じ敷地内にあるラウンジ「Anjin(アンジン)」。
壁一面がぐるりと書棚とアートに囲まれた空間は、まるで海外の一流ホテルのラウンジにでも来たかのような雰囲気です。1階の「代官山 蔦屋書店」の本を持ってきて読むことも可能なので、ゆったりと落ち着いた気分で本を選ぶことができます。

Anjinでは、ここにしかない3万冊ものヴィンテージマガジンを気軽に手にとって楽しめるのが魅力。コーヒーを片手に、二人で時代を映してきたファッション、デザイン、ライフスタイル雑誌を眺めるのも素敵ですね。
エグみがなくすっきりとした酸味が特長のコーヒーは丸山珈琲が焙煎しているAnjinオリジナルブレンドのもの。パスタやハンバーガーなどのしっかりとしたお食事やデザートメニューも充実しており、期間限定メニューもあるのでいつ行っても新しい味に出会えますよ。

2017年10月31日(火)までの期間限定メニューでは、濃厚なチョコレート風味とフレッシュなマスカルポーネチーズのフロートの組み合わせがとても贅沢な「アイス・チョコラータ」(950円)や2種のオリーブオイルが香る低温調理された国産牛ロースの「ビーフカルパッチョ」(2,200円)などがオススメ。

アルコールメニューのなかには007シリーズなどの映画や音楽、小説の中のカクテルを再現した「名作とカクテル」シリーズのメニューも!
深夜2:00まで営業しているので、食事の後に立ち寄るのも◎。秋の夜長の2軒目にピッタリ。ハイセンスな空間で、アート作品に触れながら最高にロマンティックな夜を過ごしてみては?
Anjin
住所:東京都渋谷区猿楽町17-5 代官山蔦屋書店 2号館 2F
電話番号:03-3770-1900
営業時間:09:00~翌2:00(01:00 L.O)
定休日:無休
最寄り駅:代官山
文学好きの彼を誘って、自然に囲まれた文学カフェへ/BUNDAN COFFEE & BEER

文学とコーヒー好きの彼を誘っていけば盛り上がること間違いなし!なのが駒場にある「BUNDAN COFFEE & BEER(ブンダン コーヒー アンド ビア)」。ここでは、店内にある本を読みながら文学にちなんだ飲み物やお食事が楽しめるんです。
例えば、ブラジルコーヒー「芥川 AKUTAGAWA」(700円)は、芥川龍之介や高村光太郎、菊池寛、与謝野晶子、宮沢賢治など多くの作家が通いつめていたとされる伝説のお店「カフェーパウリスタ」で提供されていたコーヒーを再現したもの。
他にも、寺山修司や中島敦にちなんだコーヒーを取り揃えています。メニューの元となった作品を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

お食事や軽食メニューも文学作品にちなんだものが多く、解説を読むだけで楽しくなってしまいます。そんなメニューのなかでも人気なのは、宇野千代が自著『私の作ったお惣菜』のなかでおすすめしている「新機軸のカレー」を再現した「そぼろカレー」(単品1,000円/ドリンクセット1,300円)だそう。
カレー好きの洋画家・東郷青児と暮らしていた間にカレー作りの腕を磨いたという宇野千代。多くの著名人との恋愛経験があり、モテモテだったという彼女が考案したカレーを食べれば、恋愛成就の秘訣を学べるかも!?

お酒メニューも充実。爽やかな秋の気候で、本を読みながら飲むビールやシャンパーニュも最高ですね♡背景に緑の映えるテラスで写真を撮れば、SNS映えもばっちりです。寒くなる前にテラス席でのお食事の気持ちよさを存分に楽しんでくださいね。

緑豊かな駒場公園内のこのカフェで本を片手に過ごせば、都会の喧騒を忘れてリラックスできること間違いなし。彼が忙しそうにしているときこそ、そんな時間を作ってみるのがオススメです。
BUNDAN COFFEE & BEER
住所:東京都目黒区駒場4-3-55(日本近代文学館内)
電話番号:03-6407-0554
営業時間:9:30~16:20 (L.O. 15:50)
定休日:日曜日・月曜日・第4木曜日(日本近代文学館に準ずる)
最寄り駅:駒場東大前
※2017年10月18日時点の情報です。価格、内容等は変更になる場合があります。

取材・文/上岡史奈
探偵歴11年の元・女探偵&探偵バー店長。バー、デート向きのお店、ワインの美味しいお店の開拓が趣味でソムリエ資格も所持しているほどのお酒と食べ歩き好き。複数の女性向けメディアで恋愛コラムを中心に執筆中。
twitterアカウント@erumoamere
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