木造の一軒家をリノベーション!渋谷で見つけた隠れ家系居酒屋

巖

今回ご紹介するのは、渋谷駅から徒歩8分ほど、道玄坂を少し登った途中にあるお店「巖(いわお)」です。

黒い壁に覆われた建物は、築70年の木造一軒家をリノベーションしていて、外観からして都心とは思えないような趣が漂います。


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入口はこの狭い間口のみ。まさに隠れ家のような入口をくぐって入店します。

なんだか二人でお忍びデートに出かけているみたいで、入店する前から気分が盛り上がってしまいますね!


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店内は、外観からは想像できないほど、広々としています。カウンターの上は吹き抜けになっていて、開放感抜群。

太い柱や梁がはりめぐらされた建物は、まるで古い温泉旅館にでも来たかのようです。


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せっかくですから、カウンター席で彼と仲良く横並びで、おいしい食事を楽しむのがおすすめです!


農園直送の新鮮野菜や、上質なお肉をいただきます!

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こちらのお店では、外観や内装だけではなく、目で楽しめるお料理も自慢です。

まずはお通し(432円)から驚きますが、大根おろしの上に、店員さんがたっぷりのシラスを盛りつけてくれます!

シラスは低カロリーなのに栄養たっぷり、大根は消化にやさしいので、これは美容にもうれしいお通しですね。


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そして、おすすめのメニューが、宮崎県産黒毛和牛(尾崎牛)のローストビーフ(1,922円)です!

きれいなサシが入ったお肉は、さすがブランド牛!料理人の腕前がうかがえる、美しい盛り付けが気分をアップさせてくれます。


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とても柔らかいお肉ですが、噛めば噛むほど旨味がにじみ出てきます。

サシがこれだけ入っていても脂がしつこくないのは、肉の質が高いということでしょう。


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そして、二人の気分を盛り上げるのに欠かせないのが、やっぱりお酒。

こちらのお店では、全国各地の地酒を取り揃えていますが、日本酒はなんとワイングラスで提供しています。

今回いただいたおすすめのお酒は、「鳳凰美田(ほうおうびでん)」という栃木のお酒。

純米大吟醸(一杯1,026円)、純米吟醸(一杯756円)と二種類あるので、二人で一杯ずつ頼んで味の違いを飲み比べてみたいですね。


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二人で頼むなら、こちらもおすすめ。新潟の「山間(やんま)」という日本酒。大きな鬼のラベルが特徴的です(赤、青ともに一杯594円)。

こちらは季節限定品なのですが、いろんな銘柄に出合えると、二人の思い出に残って楽しいですよね。


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おつまみとしておすすめしたい一品が、「餃子のピザ仕立て」(871円)。


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見た目は完全にピザですが、実はチーズの下に餃子の具材が敷いてあるんです。

口に運んでみると、その味は確かに餃子。餃子の皮風のクラストはパリッとしていて、ニラとひき肉の風味とともに口の中に広がります。

チーズの濃厚なコクと、とろける食感もたまらない一品です。


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〆に食べるなら「豚トロとろとろ混ぜ御飯」(871円)をぜひ!

豚トロ肉がスライスではなく、ほぐした身の状態でごはんの上に盛り付けられ、ビビンバのように混ぜてからいただきます。 こんもりとしたごはんの上に具材を盛り付けるなど、かわいい見た目もデートでは大事なポイントですね。


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ここは女子力の高さをアピールして、彼のために混ぜてあげたいところ。二人で分けるのにちょうどいい量になっています。

豚トロの脂がふっくらごはんによくからんでいて、深い味わい。紅生姜とネギが、いいアクセントになっています。


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ごはんで一度〆たものの、女子はデザートは別腹です。

山形県の蔵王牧場から直送のデザートチーズ「天使のチーズ」(714円/写真中央)を食べなければ終われません。

一見、アイスクリームのようなビジュアルですが、チーズなので時間がたっても溶けることはありません。


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クラッカーにチーズをたっぷり塗ってからいただくと、チーズの深いコクに上品な甘さが楽しめます!

料理やお店の雰囲気ももちろん大事ですが、女子はデザートも気になりますからね。




<まとめ>

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渋谷からすぐの場所にあるお店ながら、非日常のデート体験ができちゃう「巌」。 狭い間口を通ってお店に入る”お忍び感覚”で、彼とのデートもいつもよりうんと盛り上がるはず。

お値段もリーズナブルに楽しめちゃうので、二人の行きつけになること間違いなしですよ!




巖(いわお)
住所:東京都渋谷区道玄坂2-23-2
TEL:03-3461-1800
営業時間:月~木・日17:30~24:00(LO 23:30)、金・土17:30~翌1:00(LO 24:30)
定休日:なし(元旦のみ)
最寄り駅:渋谷、神泉




上瀧 将郎(じょうたき まさお)

★取材・執筆
上瀧 将郎(じょうたき まさお)

料理研究家・小説家。
大学時代に小説を出版、ライティング業で学費の一部を稼ぐ。某大手メーカーを退職後、現在は料理研究家の道を邁進中。

料理を始めたきっかけは、小学生のときに共働きの両親の為に夕食を作ったとき、とても喜んでもらえたことがうれしかったから。その後、高校時代に1年間単身アメリカに留学したことで、日本の食を大切にするための仕事をしたいという思いがいっそう強まり、料理研究家への道を歩み始めた。

理念は「世界に1つでも多くの幸せな食卓を創り出す」こと。

連載:バイトッツ!レシピコンテンツ「ジョーさんのジョー出来!」
著書:覇将の戦旗(KKベストセラーズ)

(監修:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー




※2017年2月8日時点の情報です。施設の情報、内容等は変更になる場合があります。



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