リラクゼーション

体の悩み

女性の大敵、「冷え性」。放置しないで徹底的に対策を!

温め食材&調理法で冷えの原因を包囲せよ!

体をつくる「食」も、冷え性対策には大事な要素。そこで今回は、漢方専門店「ニホンドウ漢方ブティック」を運営する薬日本堂に取材! 商品開発に携わるほか、『女性のための漢方レッスン』(主婦の友社)などの監修もしている、広報ご担当で薬剤師の北村千恵さんにお話を伺いました。

北村さん、忙しい女性が手軽にトライできる、あったかメニューを教えてください!

まずは、体を温める食材と冷やす食材を知って

食材によって、体を温めるとか冷やすとか言いますよね?

「体を温める食材の例としては、にんにく、しょうが、にら、羊肉、唐辛子、長ネギ、南瓜、シナモンなど。反対に冷やす食材は、キュウリ、なす、トマト、大根、冬瓜、緑豆、昆布、わかめなどです。
また、その食材が温熱性なのか涼寒性なのかを見分けるポイントとして、一概には言えませんが下記のことがよく言われています。

・夏が旬の食材は冷やす作用があり、冬が旬の食材は温める作用があるものが多い
・地上で出来る食材よりも地中に出来る根菜類の方が温める作用が多いものが多い
・南の地方で取れる食材は冷やす作用があり、北の方で取れる食材は温めるものが多い」

なるほど! 旬のものやその土地のものを食べれば、ちょうど良いようになっているのですね。でも、今の時代はそれ以外のものを食べる機会も多いですし……。

「バランスの問題ですので、必ずしも季節のものじゃないからダメとか、冷やす作用のものが絶対ダメというわけではありません。例えば、冷房の効いたオフィスに長時間いる方は、夏でも体を温めるものをとったほうがいいですね。大根は冬の野菜にもかかわらず体を冷やす作用がありますが、風邪を引いて熱があるときにとるのもおすすめです。自分の体の状態に合ったものを選ぶのが大切です。

また、同じ食材でも生でも火を通すことで、より温性に近づきます。冬は特に、冷やす食材は火を通して食べるといいでしょう。冷やす食材を食べたい時には、温める食材を一緒にとれば平性に近づけることができます。たとえば豆腐は体を冷やす食材ですが、しょうがなどの薬味と一緒にとることで、冷やしすぎを防げます」

外食ランチやお弁当でも、ひと工夫でポカポカに

外で働く女性は、外食やお弁当でメニューや調理法が限られてきてしまいますが、何かおすすめはあるでしょうか。

「外食では、なるべく生ものは避けましょう。生野菜やジュースは体を冷やします。しょうが焼きやニラ玉など、先ほどご紹介した食材を使った料理がいいですね。スパイス料理は一時的に温めますが、汗をかくことで体温を下げることがありますので、冷えが気になる時はスパイスの強すぎる料理は避けてください」

確かにカレーは夏のメニューというイメージですし、香辛料がとれるのは暑い地域ですね! では、お弁当ではどうでしょうか。

「やはり、イチオシなのはしょうが。すり下ろしやみじん切りにしてストックしておけば、色々な料理に使えますよ」

<しょうがと旬野菜を使ったお弁当の例>

●メイン:生姜とりそぼろごはん

<材料> 2人分
鶏ひき肉 100g、しいたけ 2個、しょうが 1かけ、A(砂糖・しょう油・酒 各大さじ1)、ごま油 適量、ご飯 適量

<作り方>
1.しいたけ、しょうがをみじん切りにする
2.フライパンにごま油としょうがを入れて火にかけ、軽く炒める
3.鶏ひき肉、しいたけの順に加えて炒める
4.鶏肉の色が変わったら、Aの調味料(混ぜておく)を加え、汁気がなくなるまで炒める。
5.粗熱をとったご飯をお弁当箱につめ、4を載せる

●メイン:山芋と南瓜のソテー

<材料> 2人分
山芋 5cm、南瓜 小1/4個、黒ごま 少々、クコの実(湯でもどす) 大さじ1、はちみつ 大さじ2、バター・揚げ油 適量

<作り方>
1. 山芋と南瓜はラップに包み、電子レンジで竹ぐしがすっと通るまで加熱し冷ましておく
2. 1の山芋と南瓜を乱切りにして、170℃の油でさっと揚げる
3. フライパンにバターとはちみつを入れて熱する
4. 3に2を入れてからめながら、黒ごまとクコの実を加えて仕上げる

おやつやお茶にも気を配ればパーフェクト!

仕事の合間のお楽しみと言えばティータイムですが、こちらは?

「おやつでぜひ試していただきたいのは、『黒糖くるみ』。くるみは腸を潤す作用もあり、冷えから便秘になりがちな女性におすすめです。また、白砂糖より黒糖の方が体温める作用があるので、飲み物や料理に使う甘味も黒糖を利用するといいですね。

飲み物だと、紅花やよもぎ、高麗人参などのお茶が冷えに良いとされていますが、ちょっと馴染みがないと思うので、しょうが紅茶などもよいです。桂皮(シナモン)もおすすめ。コーヒーショップでシナモンが置いてあると思いますが、コーヒーは冷やすものなので、シナモンを加えることでバランスがとれるからです。コーヒーと緑茶は体を冷やすので、それよりも紅茶、ほうじ茶、ルイボスティーなどを選ぶといいですね。弊社商品としては『暖宮茶(だんきゅうちゃ)』がおすすめです」

ありがとうございました!

取材に協力いただいた漢方専門店

ニホンドウ漢方ブティック品川本店 (にほんどうかんぽうぶてぃっく)

健康と美を応援する漢方相談専門店。「若い方に、もっと漢方を活用してほしい」という思いから、おしゃれで明るい雰囲気の店舗として薬日本堂株式会社が運営。漢方薬や健康茶、薬膳食材やオリジナルスキンケアなど幅広い商品がそろう。

http://www.nihondo.co.jp/boutique_shinagawa.html

掲載内容は2011/12/15時点の情報です。

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キノ子プロフィール

キノ子

とあるローカル新聞社にて美容記事を担当する記者キノ子。美の真相を追い求め東奔西走する熱血記者です。