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乾燥の季節に気になる髪のダメージ。サボらず早めのケアが大事!

パーマ・カラーによるパサパサにサヨナラ! プロの技を事情聴取!

冬は毛先がパサつきがち…ケアのコツとは!?

髪の乾燥が気になると言っても、パーマやカラーなどのおしゃれは、もはや女性に欠かせない習慣になっています。そこで今回は、美容師でヘア&メイクアップアーティストの松岡泰さんに、パサパサを防ぐためのプロの技をお伺いしました。

パーマ・カラーはやめられない! サロンの本格ケアとは?

松岡さん、パーマやカラーって、どうしても髪が傷んで乾燥もしますよね。サロンではどのようなケアをしているんでしょうか?

「パーマやカラー前に、しっかりとトリートメントをしておくことが大事です。お店によっては、パーマやカラーのメニューにトリートメントがついていなくてオプションになっていたりするかもしれませんが、やはり、しっかり髪に栄養を補給すると全然違いますよ」

パーマやカラーの後ではなくて、前にするのは何か理由が?

「潤い補給だけでなく、あらかじめ髪の状態を整えておくことで、パーマのカールがきちんとつくようになったり、カラーの発色が良くなって色がしっかり定着したりという効果もあるんです。後にやってしまうと、色がしっかりつかない・カールが出にくいなど逆効果になることもあります。
色々な施術があると思いますが、一般的には、コラーゲン(保湿効果)や、ケラチン(ハリ・コシアップ)のトリートメントを使っているところが多いでしょう。
僕はトリートメントを2種類使うんですが、カラーやパーマ前に、まずはミストタイプのものでコラーゲンとケラチンを補充しています。
コラーゲンとケラチンの配合は、お客さんの髪の状態を見て決めていきます。しっとりさせたい時は保湿効果のあるコラーゲンを多めにし、髪が細くハリが欲しい人やカールをしっかりつけたいパーマのときはケラチンを多めに。でもやっぱり、冬など乾燥しがちな季節は、コラーゲンを多めにすることが多いですね。
次に、CMCというトリートメントで、髪の毛の空洞を埋めるような栄養補給をしていきます。これは、最初温めて浸透させ、冷やして定着させます」

温めてから冷やす、というのは?

「髪の毛のキューティクルは、温まっているときに開いて、冷えた時に閉じる性質があります。なので、トリートメントを浸透させたい時は温めておいて、それを逃がさずギュッと閉じ込める時に冷やします。ブローやスタイリングで、最初はドライヤーの温風を使って後から冷風を使うのと同じ原理です」

傷んだ髪はホームケアだけでなくサロンケアも重要

うーん、さすがはプロの技という感じです! やっぱり、ホームケアとサロンのケアってだいぶ違うのでしょうか……。

「そうですね。やっぱり、使うアイテムも、サロン仕様のものはトリートメント効果が定着しやすく長持ちすると思います。また、サロンなら、その都度その方に合うようにトリートメントを配合しますが、ホームケアだと一度購入したものを何となく使い続けることも多いと思います。
もちろんホームケアも大事なのですが、パーマやカラーの時はプロの手できちんとトリートメントをしてもらうとか、定期的にサロンで施術を受けるというのも、常に良い状態を保つためには有効な手段ではないでしょうか。自分の髪がどういう状態なのかを判断してそれに合わせたケアをする……というのはなかなか難しいと思いますので、アドバイスを受けるためにも、プロに見てもらったほうがいいでしょう」

なるほど。他にも、何かパーマやカラーで髪が傷まないようにするためのアドバイスはあるでしょうか?

「女性たちの髪を見ていると、やはり、パーマやカラーによって傷んでいる人がとても多いです。これは、美容師の責任も大きいと思います。必要以上に強い薬を使ってしまっている可能性もあるので、傷みが気になる場合は、別のタイプのパーマやカラーメニューがないか聞いてみたり、トリートメントでのケアを見直したり、サロンと相談してみるといいでしょう。パーマ剤やカラー剤そのものに保湿効果のあるものもあるんですよ。
また、当たり前ですが、パーマやカラーをするとどうしてもダメージを受けがちになります。おうちでもこまめにトリートメントをするなど、いつも以上に、気をつけてケアをしてほしいと思います。
ホームケアでもサロンケアでも言えることですが、『髪の状態に合ったアイテムを適量使う』、『傷んだらケアをするのではなくて、常に良い状態を保つようにする』ことが大事。正しいやり方を覚えたり自分に合ったサロンを見つけるのはちょっと大変なこともあるかもしれませんが、お手入れを習慣化して、楽しんで続けてほしいです」

ありがとうございました!

キノ子の取材メモ

  • 髪の乾燥の原因は、季節的なものはもちろんさまざまな要因がある。
  • 乾燥した髪の対策アイテムは、保湿力と仕上がり感で選ぶべし。
  • ホームケアは、「正しい方法で」「継続して行う」ことが大事!
  • パーマやカラーをするなら、プロのアドバイスで乾燥ダメージの予防を!

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取材に協力いただいた方

松岡 泰(まつおか・やすし)

81年生まれ、東京美容専門学校出身の美容師でヘア&メイクアップアーティスト。現在は西麻布で活動中。

掲載内容は2011/12/15時点の情報です。

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キノ子プロフィール

キノ子

とあるローカル新聞社にて美容記事を担当する記者キノ子。美の真相を追い求め東奔西走する熱血記者です。