朝6時から最高の寿司を！豊洲「大和寿司」365日寿司生活・寿司リーマンのイチ推し。

こんにちは。「寿司リーマン」と申します。サラリーマンとして働きながら、全国の回転寿司から高級寿司店まで、すべての寿司を愛し、365日寿司生活を送っています。

今回は、「都内で“最高の朝寿司”を体験するならココ！」というお店をご紹介。この記事を通して、ひとりでも多くの方が、東京で寿司をエンジョイしてくれたら嬉しいです。

今回は、“世界一の魚市場”とも呼ばれる「豊洲市場」の名店をご紹介します。皆さんは、豊洲市場に行かれたことはありますか？

2018年に、築地市場から豊洲市場へと移転し、今では多くの寿司店がこの「豊洲市場」で魚を仕入れています。豊洲市場は、実は、私たち一般人でも入れる場所があり、そこには市場ならではの、早朝から営業している美味しい飲食店がたくさんあるんです。

そんな、一般人も普通に入店することができる豊洲市場の飲食店の中でも、特にオススメしたいのが「大和寿司」です。

このお店、築地市場時代から大人気の寿司店で、豊洲に移転してからもその人気っぷりは変わりません。ここ数年はコロナの影響で客足が減っているとのことですが、それでも30席近くある広々とした店内は常に満席。時間帯によっては行列ができることも珍しくありません。

なぜ、そんなにも人気なのか？ここからは私が思う「大和寿司」の魅力をお伝えします。まず一つ目は「世界最高峰の魚市場内にあるためネタの鮮度が抜群」という点。

「大和寿司」は、「青果棟」の1階に店を構えています。もちろん、仕入れは歩いてすぐの「水産仲卸売場棟」から。日本一のマグロ卸と呼ばれる「やま幸」のマグロをはじめ、それぞれの魚介類の専門仲卸からネタを仕入れます。

かなり短時間で、ネタを仕入れてからお店に到着するので、ネタの鮮度は超抜群！とくに痛んでしまうのが早いアジやイワシなどの青魚類は、これまで食べてきた中でもトップクラスの美味さで、食べた後はずっと記憶に残る味です。魚が痛まないうちに即仕込みができるという地の利が、この店の最大の強みでしょう。

そして豊洲市場の人たちの生活リズムは早朝がゴールデンタイム。「大和寿司」も、市場のリズムに合わせてなんと営業時間は朝6時〜昼13時。そんな寿司店はなかなかありません。

私は11時30分ごろに伺い、もちろんどのネタも楽しめたのですが、「開店してすぐの6時から10時頃までの朝の時間帯が、ネタケースにずらっと魚が並んで品ぞろえも豊富なので一番オススメ」と入野社長がおっしゃっていました。早起きを頑張るか、近くにホテルもたくさんあるので、前泊して豊洲市場の絶品朝メシツアーをするのも面白いと思います。

また2つ目に「満足度の高い価格帯で肩ひじ張らずに楽しめる！」という点も魅力。

「大和寿司」の握りは、ほんのり軟らかく甘い白シャリとのバランスが絶妙で、どのネタも本当に美味しいです。1カン目はいきなり「やま幸」で仕入れた極上の大トロからのスタート！噛むと筋から滲み出る脂の甘さに、きっとびっくりすると思います。

車海老や雲丹や穴子といった王道の人気ネタをはじめ、旬の光物や貝類などが続々と出てきます。

そして印象に残ったのが、鉄火巻とともに出てきた「塩いくら巻」。まず、シャリよりもネタの方が面積が大きく太っ腹です。とろっとねっちりした質感で、塩気の効いたいくらをたっぷりと巻いた逸品は、パンチがあって思わずお酒を飲みたくなるほどのオトナの寿司でした。

「おまかせ」は、その日最高のネタの握り8カンと巻物2種類に味噌汁がついて税込4,950円。朝メシとしては十分なボリュームですが、目の前のネタケースにはたくさんの新鮮なネタが並んでいるので、ぜひ気になるネタは追加注文してみてください。握り手が5名以上いることが多く回転率は良いですが、ネットから予約もできるので、事前予約もオススメです。

新鮮で高品質な寿司をコストパフォーマンス高く楽しめる「大和寿司」。ぜひ早起きを頑張って、”人生最高の朝寿司”を体験してみてください！