東京には一人でも楽しめる観光スポットが数多くあります。グループ旅行や遠出がなかなかできない今、身近な場所に目を向けてみると、思いがけない楽しさに出合えるかもしれません。今回は、一人でのんびりお出かけしたくなる、東京の名所をご紹介します。


【おでかけ時のポイント】

・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう



高さ634m、世界一高いタワーで堪能する大パノラマ/東京スカイツリー(R)

東京スカイツリー

©TOKYO-SKYTREETOWN

高さ634m、世界一高いタワーとしてギネス認定もされている「東京スカイツリー(R)」。「東京スカイツリー天望デッキ」では、約5mの大型のガラスを360度に配置し、開放感ある空間で関東の景色を一望。天気の良い日には富士山が見えることもあります。

スロープ状の天望回廊を進んだ先にある最高到達点、「ソラカラポイント」の高さは、なんと451.2m!空中散歩をしているような気分で頂上を目指す、他にはない感覚を味わうことができます。

また、東京スカイツリーがある東京スカイツリータウン内には、商業施設「東京ソラマチ(R)」やすみだ水族館などのスポットも充実。壮大な景色を堪能した後は、お買い物やグルメと、一日中飽きることなく楽しめます。


東京スカイツリー
所在地:東京都墨田区押上1-1-2
電話番号:0570-55-0634(東京スカイツリーコールセンター)
最寄駅:とうきょうスカイツリー/押上〈スカイツリー前〉




トレンド発信地・渋谷から東京の街を見下ろす特別感を満喫/SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)

SHIBUYA SKY

渋谷スクランブルスクエア

2019年11月に開業した、渋谷の新名所「渋谷スクランブルスクエア」。その屋上からの絶景が見渡せる「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」は、日本最大級の屋上展望空間(約2,500m²)を有する展望施設です。

地上約230mの屋外展望空間「SKY STAGE(スカイステージ)」では、360度のパノラマビューで東京の景色を一望できます。中でも屋上の角に位置する「SKY EDGE(スカイエッジ)」は、まるで天空に浮いているかのような気分を味わえる絶景ポイント。アーティストのミュージックビデオなどでも使用される、注目度の高いスポットです。

夏には夜景を一望しながらお酒を楽しめるルーフトップバーが期間限定でオープンするなど、常に新しい楽しさを発信し続けているのも魅力の一つ。渋谷の中心で、特別なひとときを過ごしてみてはいかが?


SHIBUYA SKY
所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア内
電話番号:03-4221-0229(受付時間9:00~20:00)
最寄駅:渋谷

※ 新型コロナウイルス感染症の影響により、 営業時間の変更や休館をしている場合がございます。最新の情報については公式サイトでご確認ください。




まるで宮殿!優美な空間ですごす贅沢な一人時間/迎賓館赤坂離宮

迎賓館赤坂離宮


明治42(1909)年に東宮御所として建設された「迎賓館赤坂離宮」。現在は国王や大統領など世界中の賓客を招く施設として利用されています。日本唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物であり、その高貴な存在感は圧巻。2016年4月より一般公開され、事前予約なしの当日受付で参観することができます。(和風別館は事前予約が必要)


迎賓館赤坂離宮


最も格式高い部屋といわれる「朝日の間」には、見上げれば女神オーロラの天井画、足元には47種類の糸で織られた緞通(だんつう)が敷かれ、その繊細な美しさは誰もが見惚れてしまうほど。

また、迎賓館の前には2020年6月にオープンしたばかりのカフェやショップなどがある休憩所も。きらびやかな迎賓館を参観した後は、お茶やランチを楽しみながら余韻に浸るのもオススメです。


迎賓館赤坂離宮
所在地:東京都港区元赤坂2-1-1
電話番号:03-5728-7788
最寄駅:四ツ谷




愛され続ける東京のシンボルで絶景を一人占め/東京タワー

東京タワー

©TOKYO TOWER

昭和33年の完成以来、今も多くの人が訪れ愛され続けている「東京タワー」。高さ150mのメインデッキ、250mのトップデッキと二つの展望台があり、360度余すところなく東京の景色を楽しむことができます。フットタウンにはショップや飲食店も充実し、一人で立ち寄りやすいのも魅力的!


東京タワー

©TOKYO TOWER

予約制の「トップデッキツアー」は、ウェルカムドリンクや景観案内ガイドなど、心癒されるおもてなしが満載。ジオメトリックミラーと呼ばれる鏡張りの非日常感な空間に、気分も高まります。

プロジェクションマッピングなどが行われていることもあり、昼とはまた違った表情に。東京のシンボルともいえる場所で過ごすひとときは、身も心もリフレッシュできること確実です。


東京タワー
所在地:東京都港区芝公園4-2-8
電話番号:03-3433-5111(大代表)
最寄駅:神谷町/赤羽橋/御成門




日本初の歴史ある動物園で希少な動物たちに癒される/恩賜上野動物園

恩賜上野動物園

(公財)東京動物園協会

下町情緒あふれる老舗店や観光スポットの多い上野エリア。中でも明治15(1882)年開園、日本初の動物園「恩賜上野動物園」は、言わずと知れた上野の名所です。入園料600円(一般)とコスパ抜群、上野駅からのアクセスも良好で、気軽に訪れやすいのも魅力的。


恩賜上野動物園

(公財)東京動物園協会

園内には、今や上野のアイコンともいえるジャイアントパンダをはじめ、約350種2,500点もの動物が飼育されています。トラやホッキョクグマなど迫力満点の大型動物はもちろんのこと、オカピやコビトカバ、“動かない鳥”として知られるハシビロコウといった希少な動物もいて見どころ満載。

ユニークで愛らしい動物たちの姿に、時間を忘れて見入ってしまいそうです。


恩賜上野動物園
所在地:東京都台東区上野公園9-83
電話番号:03-3828-5171
最寄駅:上野

※コロナウイルス感染症感染拡大防止のため、入園には整理券が必要です(2020年8月現在)。最新情報は公式サイトをご確認ください。




ユニークな展示で非日常感を味わえる水族館/サンシャイン水族館

サンシャイン水族館


「サンシャイン水族館」は都会の真ん中、地上40mのビルの屋上にある、日本初の都市型高層水族館。

コンセプトは“天空のオアシス”。屋外エリアにはビル群の上空を飛び交うように泳ぐ「天空のペンギン」や、のんびり日向ぼっこを楽しむ「草原のペンギン」、「カワウソたちの水辺」など、大自然のスケールを五感で感じられるユニークな展示が多数あります。


サンシャイン水族館


さらに2020年7月9日には、新クラゲエリア「海月空感(くらげくうかん)」がオープン。国内最大級となる約14mの横幅を持つミズクラゲの展示水槽は、視界いっぱいにクラゲが広がる、ここでしか味わえない非日常感が魅力。暗い海の中でクラゲに包まれるような神秘的な光景に、癒されること間違いなしです。


サンシャイン水族館
所在地:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル屋上
電話番号:03-3989-3466
最寄駅:東池袋/池袋




都心の真ん中に現れた豊かな森でエネルギーチャージ/明治神宮

明治神宮


大正9(1920)年11月1日に創建され、明治天皇と皇后の昭憲皇太后をお祀りする神社である「明治神宮」。初詣の参拝者数が日本で一番多い神社としても知られ、2020年は創建100周年を迎えます。

約70万平方メートルにも及ぶ広大な御神域は、創建にあたり全国から届いた約10万本の献木と、のべ11万人におよぶ青年団による勤労奉仕によってつくられた人口の森です。「代々木の杜」とも称されるほど豊かな森は、都会の真ん中にいることを忘れるほどの美しさで、自然と心が浄化されるようです。

境内には花菖蒲などが咲き誇る明治神宮御苑や、参拝後にのんびりとくつろげるカフェ「杜のテラス」などもあり、ゆったりとした時間の流れを楽しむことができます。一人で心を落ち着けたい時、パワーチャージしたい時にぜひ訪れたい場所です。


明治神宮
所在地:東京都渋谷区代々木神園町1-1
電話番号:03-3379-5511
最寄駅:明治神宮前〈原宿〉/原宿




買い物も、映画も、芸術も!すべてがそろう六本木のランドマーク/六本木ヒルズ

六本木ヒルズ


「六本木ヒルズ」は“参加する街”がコンセプトの大型複合施設。200を超えるショップ&レストランをはじめ、森美術館や展望台、ホテル、映画館など「住む、働く、遊ぶ、憩う、学ぶ、創る」といった様々な要素が詰まった、六本木のランドマーク的存在です。


六本木ヒルズ


六本木ヒルズの玄関口、66プラザにあるルイーズ・ブルジョワによる巨大なクモのオブジェ「ママン」など、世界的なアーティストやデザイナーとのコラボレーションにより作られたアート作品が各所に設置されていて、歩いているだけでもワクワクと気分が高まります。

お買い物をしたり、映画やミュージアムを楽しんだりと、さまざまな過ごし方ができる「六本木ヒルズ」は一人でふらりと訪れるのに最適。気の向くままに、自由なひとときを楽しんで。


六本木ヒルズ
所在地:東京都港区六本木6-10-1
電話番号:03-6406-6000(インフォメーションセンター 10:00~21:00)
最寄駅:六本木/乃木坂/麻布十番




日笠さん

◆取材・執筆/日笠麗奈

ライター・モデル・イベントMC、来る仕事拒まずのなんでも屋。 お酒とアイドルとテレビが好きで、カルチャー・グルメ記事を中心にさまざまなメディアで執筆中。

[Twitter] @reina_hikasa
[Instagram] @reina_hikasa



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