一日の始まりは坐禅で精神統一・・・背筋もピンと伸びて気持ちいい!/「香林院」(広尾)
▲広尾の商店街を抜けた先に格式高そうな院門がお出迎え
東京メトロ日比谷線・広尾駅の2番出口から徒歩3分ほどのところにある「香林院(こうりんいん)」。こちらの寺院では、月~金曜の朝7時から無料の坐禅体験を開催しています(日曜は夕方5時~)。電話などでの予約は必要ないので、思い立ったらすぐに参加できますよ。
いきなり“坐禅”と聞くと「敷居が高そう」と思う人もいるかもしれませんが、心配ご無用。住職の金獄宗信(かねたけそうしん)さんが分かりやすくレクチャーしてくれます。「朝坐禅のやり方」と書かれたプリントもいただけるので、誰でも坐禅を組めるようになりますよ。
参加者の中には、ラフな服装の外国人やスーツ姿の男性なども。ほとんどの人が一人で来ているので、変な気を使わなくて良いのもgoodです。
ちなみに坐禅は約25分間を2回実施。2回体験しても8時頃には終了するので、会社勤めの人でも出勤前に参加できるのでは?もちろん、どちらか1回だけの参加もOK。朝イチで坐禅を組めば、きっと健やかな一日を過ごせるはずですよ。
香林院
住所:東京都渋谷区広尾5-1-21
電話:03-5467-2963
坐禅体験:月~金7:00~、日17:00~(時間厳守)
料金:無料
定休日:なし
最寄り駅:広尾
朝6時から入浴できる!下町の銭湯でひとっ風呂浴びて出勤を!/「萩の湯」(鶯谷)
出勤前に広いお風呂でくつろぎたいという人には、JR山手線・鶯谷駅北口から歩いて約3分の場所にある「萩の湯」がオススメ。こちらは毎朝6時から営業している銭湯です。都内でも特に朝早くから入浴できる場所として、サラリーマンからも人気が高いのだとか。
人気の理由は営業時間だけではありません。大人が5~6人が一度に入っても窮屈にならない大きい湯船のほか、健康を意識している人にはうれしい「光マイクロバブル湯」や「電気風呂」「炭酸泉風呂」など、複数の浴槽が用意されています。
▲湿度約10%に調整されているドライサウナのほか、女性に人気の塩サウナも完備
さらに、都内の一般的な銭湯としては珍しく、サウナや水風呂も設置。朝っぱらから思いっきり交感神経を刺激することができますよ!
なお、萩の湯では「生レモン湯」や「ラベンダー湯」などのイベントを季節ごとに実施しています。ホームページで告知されるので、その日の一番風呂を狙ってみるのも良さそうです。
萩の湯
住所:東京都台東区根岸2-13-13
電話:03-3872-7669
営業時間:朝風呂6:00〜9:00(最終受付8:30)、11:00〜25:00(最終受付24:30)
入浴料:大人470円、中人180円、小人80円
※サウナは追加で月~金150円、土日祝200円
定休日:第3火曜
最寄り駅:鶯谷
早起きして行きたい!510円で約20種類のパンが食べ放題のモーニング/「ラ タヴォラ ディ オーヴェルニュ」(京成小岩)
京成本線・京成小岩駅から西へ歩くこと約10分の場所にある「ラ タヴォラ ディ オーヴェルニュ」。こちらのブーランジェリーでは、約20種類のパンが食べ放題になる「モーニング パン ビュッフェ」を開催しています。しかもコーヒー、紅茶、緑茶(アイス)、コーラなど、全7種類から選べるワンドリンクが付いて60分510円という驚きの好コスパ(スープ付きの場合は714円)!
▲食べ放題で提供されるパンの数々
食べ放題できるパンのラインナップは、ケークサレやフレンチトーストなど朝食の定番から、紅茶のケーキ、蒸しパンなどの菓子までバラエティ豊か。もちろんツナパンやカレーパンなどの総菜パンもあるので、甘党辛党・老若男女が分け隔てなく楽しめそうですね。
もちろん、味もお墨付き。こちらのオーナーシェフ井上克哉氏は、様々なコンテストでタイトルを総なめにするほどの実力の持ち主。パンの世界大会「ibaカップ2015」では、日本代表監督としてチームを優勝に導いた人物でもあるんです!
▲販売用のパンも8時前には豊富に並ぶ
なお、「モーニング パン ビュッフェ」は毎朝7~10時に開催されていますが、休日は開店前から行列になることも多いそう。比較的余裕のある平日に足を運ぶのがオススメですが、それでも8時30分ぐらいには満席になってしまうので、8時前までには入店しておいた方が良いでしょう。
ラ タヴォラ ディ オーヴェルニュ
住所:東京都葛飾区細田5-9-15
TEL:03-6657-8688
営業時間:7:00~19:00
※モーニング パン ビュッフェ7:00~10:00(L.O.9:30)
定休日:なし
最寄り駅:京成小岩、小岩
早起きした自分にご褒美。昭和33年創業のマグロ問屋がおくる絶品「目覚まし海鮮丼」/「つきじかんの」(築地)
▲「つきじかんの」は通りに面したカウンター9席(1階)の路面店。奥に入るとテーブル席の2階店舗もある
中央卸売市場としての機能を豊洲に譲った築地市場ですが、場外市場は今も国内外から訪れる多くの観光客でにぎわっています。そんな築地場外市場で朝4時30分から開店しているのが、海鮮丼の名店「つきじかんの」。こちらには、「目覚まし海鮮丼」(1,000円)という朝限定のサービスメニューがあります。
▲「目覚まし海鮮丼」。浜名湖産の生青のりを使った味噌汁が付いているのもうれしい
マグロ問屋直営のお店だけあって、丼にのっているネタは新鮮そのもの。マグロやハマチ、ホタテなどその日仕入れた日替わりのネタが7種ものっているんです!この内容で1,000円だなんて・・・消費税が10%になった昨今、正直、ちゃんとやっていけてるの?なんてこっちが心配になりますが、常連客からの「価格は上げないで!」との声に応えて値段据え置きで提供してくれているそう。
▲千円札一枚でお釣りが来る「ネギトロ丼」や「マグロ丼」(ともに700円)もオススメ
早朝にホテルを出なければいけない出張中のサラリーマンのほか、朝イチ着の長距離バスで東京に着いた人が、定食屋代わりとして利用することも多いのだとか。東京在住の人はもちろん、旅行中の方もわざわざ早起きして食べに行ってほしい名店です。
つきじかんの
住所:東京都中央区築地4-9-5
電話:03-3541-9291
営業時間:4:30~21:00(L.O.20:30)
定休日:なし
最寄り駅:築地
朝ラーメンは今や朝活の定番!?ヘルシーなスープを寝覚めの体に注ぎ込む/「ソラノイロNIPPON」(東京)
1日およそ45万人が利用する東京駅。多くの人々が行き交う構内には、たくさんの飲食店が出店しています。なかでも人気の飲食店エリアといえば東京駅一番街の南側にある「東京ラーメンストリート」。その一角に、カラフルな和雑貨などが飾られたラーメン屋らしからぬお店があるんです。
それが「ソラノイロNIPPON」。女性ひとりでも入りやすい店内もさることながら、朝限定のラーメン「朝ベジソバ」(700円)が野菜たっぷりで朝から食べたくなる!と人気です。その名の通り、麺にはパプリカ、スープにはキャベツやニンジンを使用し、トッピングも全て野菜で統一したカラダが喜ぶヘルシーな一杯。思わずスープまで飲み干したくなってしまいます。
▲スープを一口飲んだ瞬間、どこか懐かしさを感じる「津軽煮干しラーメン」(700円)
さらにもう一品、朝ラーとして提供しているのが「津軽煮干しラーメン」。青森には煮干しから出汁をとったさっぱり味のラーメンを朝に食べる文化がありますが、こちらのラーメンはそこからヒントを得て考案されたもの。2種類の煮干しから出汁をとった透明感のあるスープに、もちもちとした食感の無かん水麺を使用。出汁の風味を強く感じることができ、日本人なら誰もが美味しさを共感できる一杯に仕上げています。
「朝ベジソバ」と「津軽煮干しラーメン」、朝ラーとしてどちらも甲乙つけがたい一杯です。どっちも食べたい!と思ったあなた、二日続けて訪れてみるのもありですよ!
ソラノイロNIPPON
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街地下ラーメンストリート内
TEL:03-3266-0880
営業時間:8:30〜23:00(L.O.22:30 ※朝メニューの販売は10:00まで)
定休日:なし
最寄り駅:東京
まとめ
坐禅や朝風呂、モーニングビュッフェなど多彩な楽しみ方がある“朝活”。ちょっぴり早起きするだけで、いつもと違う1日が過ごせるかもしれません。時間の有効活用にもつながる“朝活”を取り入れて、1日のスタートを気持ちよく切ってみては?
取材・文/梅田晋作
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※2022年5月17日情報更新。