【池袋】火星カレーのおすすめメニューを実食

“火星”までぶっ飛ぶ絶品スタミナカレー！？／池袋「火星カレー」

池袋駅西口から徒歩約4分。東京芸術劇場を背に、路地に入るとカレー専門店「火星カレー」に到着！

階段を降り地下1階へ！

店内は、木のぬくもりが感じられるあたたかい印象。男性だけでなく、女性客も多く訪れるそうなので、女友達と行っても気兼ねなく入れそうです。

壁には直接有名人のサインや、メニュー、宇宙関連のポスターなどがびっしり！店内は、店名の「火星」を連想させる作りになっています。

まずは、入口の横にある発券機でチケットを購入。

「馬カレー」「鴨カレー」など、漢字1字のネーミングがユニーク！かわいらしいイラストも描かれており、メニューを見ているだけでワクワクしてきますね。

カレーは、スタンダードな豚、牛、鶏をはじめとしたお肉8種類に加え、ほうれん草のバターソテー「草」、ひよこ豆や枝豆をチキンスープで煮た「豆」、そしてこれらすべてのカレーのベースとなるトッピングなしの「火星」を加えた全11種類。

様々なスパイスを独自の分量で混ぜ合わせた火星カレーは、地球上にはここにしかない、地球を飛び抜けた「火星」並みに美味しい！ということで名づけられたほどなのだそうですよ。

何を食べようか迷った時にオススメなのが、追加トッピングすること。例えば、「豚カレー」に「馬トッピング」を追加し、豚馬カレーにするなど、自由にカスタマイズが可能なんです。

夏バテを吹き飛ばすべく、今回は欲張って「馬カレー」（火星カレー＋馬肉のシードル煮 980円）に、「鹿」（エゾシカ肉の橋本シェフ風煮込み 400円）、「カンガルー」（カンガルー肉のブレゼ（白ワイン煮込み）700円）の2種類のお肉と、「草」（鮮やかなほうれん草のバターソテー 150円）をトッピング。さらにライスとルゥは大盛り（無料）にしました。

果たしてそのお味は？

勝手に命名！スタミナ満点の「オリジナル“銀河系”カレー」

大迫力のカレーが登場。さすがにトッピングを4つも乗せると、かなりの迫力です。

お肉は左が馬、手前が鹿、右奥がカンガルー。中央の「草」を囲むように配置されています。

まるでお肉の山脈！！

壮大なボリュームに目が行きがちですが、火星カレーはルーに溶け込んだ野菜の量も多く、草トッピングを入れると、大人が1日に必要な野菜の約75%を摂取できるそう。 さらに、1皿に無臭化されたニンニク約2片が入っているので、栄養豊富で夏バテにも最適なカレーなんです。

そんな栄養価の高いカレーをいざ実食！

まずは赤身とすじ肉それぞれの良さを活かすため別々に調理し、シードルで煮込んだ「馬」から。お肉は簡単に噛み切れるほど柔らかく、シードルの酸味が後から広がり、さわやかな味わいを楽しめます。

続いて北海道のエゾジカを使った「鹿」を実食。

ホロっと柔らかな食感で、臭みがなくさっぱりといただけます。しっかりと下茹でをしたものを1日寝かしてからさらに火を通すなど、臭みを取るために手間を惜しまないことで美味しいお肉を提供できるそうです。

最後は、日本では希少な「カンガルー」のお肉。全身筋肉とも言われるカンガルーを白ワインで“蒸し煮”した一品は、歯ごたえがあり、馬、鹿とは又違った食感が楽しめます。

低脂肪で鉄分など栄養素が豊富なので、女性に特にオススメですよ。

また、夏といえば辛いものが欲しくなりますよね。そんな時は辛さのレベル調整をしてみましょう。

激辛に挑戦したい人は「土星」（100円）を、未知なる辛さを求める人は辛さMAXの「冥王星」（100円）をチョイス！火星よりも遠い、宇宙の果てまで連れて行ってくれる刺激のようですよ。

これだけでも一度にいろんな味を楽しめますが、半分ほど食べ進めたら紅生姜をかけるのがオススメ。

シャキシャキの食感と、ほどよい酸味がプラスされ、さらに美味しさが変化！ スプーンが止まらなくなるほど、クセになる味わいですよ。

トッピングによって、自分オリジナルの味を作れるのも同店の魅力。グループで来店してそれぞれ違うカレーを注文し、取り分け用の小皿をもらって複数の味をシェアして食べる楽しみ方も可能です。

店名やお肉のユニークさはもちろん、個性が強いお肉の美味しさを引き出すことで、根強いファンから愛されている人気店。

栄養満点なので、夏バテ対策やスタミナ回復にもバッチリ。ぜひ宇宙的なカレーの味を、一度ご賞味あれ！

取材・文／黒澤陽二郎

※2017年8月27日の情報です。価格、内容は変更になる場合があります。
※価格は全て税込みです。