お寿司を握って婚活力UP!恋愛ジャーナリストが築地「東京すしアカデミー」を体験

料理上手になるには、料理本を読んだり、教室に通ったりと方法は様々。

海外でも活躍する男性をゲットしたい、国際結婚に憧れている婚活女子は、”ザ・日本料理”の代表、お寿司を習得してみるのがオススメです。


東京すしアカデミー

▲料理上手になるより、寿司握りをマスターするとメリットがたくさん!


実際に、海外赴任する夫を持つ女性たちは寿司握りを習いに来ているとか。ホームパーティが当たり前の海外では、ホストが母国の伝統料理でおもてなしするため、 日本人妻は海外でも人気が高い寿司を振舞うのだそうです。


今回訪れた「東京すしアカデミー」では、お寿司握り体験ができるだけでなく、自分で握ったお寿司が食べ放題だとか。簡単にマネできない特技をつけながらおなかいっぱいお寿司を食べられるなんて一石二鳥!


築地駅から近く

▲築地駅から近く、築地市場もすぐそこ。握る前に街歩きをするのも楽しそう♪


築地駅から徒歩3分。アクセスバッチリの場所にある「東京すしアカデミー」。手を洗って準備をしたら、早速レッスンスタート。

手を洗って準備

▲まずは手を洗って準備。エプロンやグローブは全て貸してくれるので、手ぶらで行ってOK。

講師の津本さん

▲今回教えてくれる講師の津本さん。20年間ラスベガスで寿司を握った、グローバル派の職人さん!


最初はラップに包んだシャリを使い、握り方をレクチャー。簡単に見えますが、お寿司の握り方にはいくつものポイントがあり、難易度が高いそう。

握り方を何度もシミュレーションして、力加減や手順を頭に叩き込みます。

練習用のシャリ

▲練習用のシャリを使い、まずはイメージトレーニング。


練習

▲「適量掴んで固めればいいんじゃない?」なんてナメていましたが、手順の多さに頭は軽くパニックに。


練習

▲「真剣すぎない?」と突っ込まれるほど集中。握り方にも細かいポイントがあり、一度に覚えるのは大変!


ちゃちゃっと米を握ればいいだろう、と始めるまでは軽い気持ちでいましたが、お寿司のしきたりの細かさに驚き。お寿司で婚活力を高める道のりは厳しそうです。



いざ実践!本物のシャリ&ネタで寿司を握ってみよう!

いよいよ本物の食材を使ったお寿司握りがスタート。

ネタ

▲ネタもお店さながらの鮮度。ケースに入って、食べられるのを待っている♪


シャリの適量は15g

▲まずは右手でシャリをすくいます。ちなみに適量は15g。


イメージトレーニングを思い出しながら、適量を取ってにぎにぎ。「シャリ、多すぎるよ!」と指摘をうけながら、憧れのホームパーティー開催を目指して握ること約1分・・・。

お寿司を握る

▲「こうかな?違うかな?」とつぶやきながら握っていたら、握りすぎてしまいました。


ちなみに職人は一貫約6秒で握るそう。それに比べると、10倍も時間がかかってしまいました。

そして完成したファーストお寿司がコチラ!

握ったお寿司

▲人生で初めて握ったお寿司、結構サマになっている♪


料理を全くしないのに「お寿司を握るセンスがあるかも!?」と一瞬調子に乗りましたが、津本先生のお手本と並べてみると・・・。

筆者作と先生作

▲右奥が筆者作で、左手前が先生作。なんだか奥のお寿司はシャリがぼってりしているような・・・。


筆者が作ったお寿司はシャリが多く、ずんぐりむっくりした見た目。先生作のお寿司はシュッとしており、ネタとシャリに一体感があります。ゲタにのせた時のバランスも良く、コロコロ転がってしまいそうな筆者のものとは大違い!

筆者作と先生作

▲上から見るといびつさがわかりやすい。シャリの量だけでなく、1分も握ったので硬さも当然違います。


自分で握ったお寿司は90分間食べ放題。感動と衝撃を覚えながらも、すぐに実食。

見た目の違いは味にどう影響があるのか、彼に振舞っても大丈夫なのかを考えながら、自作のお寿司と先生のお寿司を食べ比べ。

口にして感じることは「美味しい!けど、シャリが硬い」ということ。 先生のお寿司では魚のおいしさと柔らかいシャリが味わえますが、自作のお寿司はガッチガチに固まっており、けっこう食べにくい。

見た目と味のWパンチで、さっきよりも敗北感を感じたのでした。

シャリ

▲シャリは米粒40粒ほど多かったらしいです。たったこれだけの差が大きな違いを生むとは!


手さばきはテキパキ

▲改めて先生の握り方を確認させてもらう。手さばきはテキパキと、そしてふんわりネタを形成されます。


恋愛をするなら欲張りすぎてはいけないし、形にとらわれてはいけない。そんなことをよく言いますが、お寿司を握るときも同じ。

いくら美味しいからといってシャリは取りすぎてはいけないし、形ばかり意識して強く握っても美味しいものにはなりません。恋愛もお寿司も同じかもしれませんね。

あとは実践あるのみ。握り方や強さを確認しながら、お寿司を次々と握っていきます。

ネタ

▲握るネタは先生が切ってくれます。


ネタ

▲指をシャリに見立てて、強さや押し具合を何度も確認!押すのではなく、形を形成する感覚を大切に。


握る

▲「この硬さかな?」と指に感覚を集中。顔がとにかく真剣で怖い!?


だんだんと数をこなしていくうちに、ギュウギュウと握ることもなくなってきました。

お寿司

▲少しずつ形になっていくお寿司。なんだか感動!


しかし、形がやはり美しくない。倒れそうになったり、ネタに対してシャリが多すぎたり。頭で理解できても、実践するのはかなり大変!

一人前

▲ジャーン!なんとか一人前を握りきりました!これなら彼氏も喜んでくれるかも?


ひとまず一人前を握りきりました。ゲタに乗せればかなり形になっているので、お寿司握れるって自慢しちゃおうかな♪

しかし先生の握った一人前と比較すると・・・。

先生作と著者作

▲上は先生作、下は筆者作。1つ1つのクオリティだけでなく、並べ方にも違いが。


よく見ると、やっぱり美しさが全然違う!並べ方にもコツがあり、お寿司が美味しそうに見えるよう、ネタの先端が一直線になるようにするのがコツだそう。

先生作と著者作

▲横から見ると、シャリのまとまり方も違います。手前の筆者作の寿司は、今にもシャリが崩れそう。


普段は何気なく食べてしまうお寿司ですが、おいしく味わうコツや綺麗に見えるコツなど、いろんな職人技が詰まってることもよくわかりました。

カウンター

▲へいお待ち!なんて記念撮影ができる着ぐるみやカウンターが用意されています。着ぐるみは外国人観光客に大人気。


それでも、自分で握ったお寿司の味は、やっぱり美味しいし感動もの!先生のお手本と見比べたり、食べ比べたりしながらお寿司握り体験ができたので、美味しく握ることを考えながらできた気がします。

その後もひたすら寿司を握っては食べ、握っては食べ・・・まさに寿司わんこ状態!4,320円で握り方も習えるなら、かなり充実度が高い体験といえます。

最後に「先生、今日から私のアピールポイントに『お寿司握れます』って書いても大丈夫ですか?」と聞いてみると、「全く問題ないね!」と太鼓判をゲット。

やったー!と達成感を感じながら、さらにお寿司を食べたのでした。

カウンター

▲先生もノリノリで撮影に協力!アットホームな雰囲気も楽しい♪


1日体験レッスンなら、彼氏にさっと振る舞えるスキルが習得可能。料理教室で腕を磨くのがあざといと思う女子は、ぜひお寿司握り体験と食べ放題を一度に楽しんでみて!


東京すしアカデミー 築地校


住所:東京都中央区築地 4-7-5 KYビル2F
金額:4,320円(90分寿司握り放題、食べ放題レッスン付き ※2017年4月1日より5,400円に変更)
開催日:予約は土日のみ(詳細は別途ホームページを確認)
最寄駅:築地/築地市場/東銀座





おおしまりえ

取材・文/おおしまりえ

雑食系恋愛ジャーナリスト。10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「anan」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。




※2017年3月28日時点の情報です。価格や内容は変更になる場合があります。






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