【遠州屋本店 高尾】南千住吞みの真髄を知ることができる大正15年の老舗酒場

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▲創業大正15年という、風格ある佇まい。この地域では一番の古株なんだそう


南千住の駅から徒歩10分ほどの場所にある大正15年創業の『遠州屋本店 高尾』。この辺りで一番古い居酒屋として有名なお店です。ゆったりと座れるテーブル席が多いので、気の置けない女友達4~5人で飲むにはぴったり。


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▲内装はヒノキをふんだんに使った温かみのある雰囲気


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▲季節ごとに変わるオススメのメニューは、店長の手書きでボードに書かれています


ヒノキがふんだんに使われた内装は、渋さの中にも温かみのある雰囲気。メニューはレバーフライ、しまホッケ、パスタなど和と洋を織り交ぜた季節の料理がずらりと並んでいます。


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▲「自家製の〆さば」(550円)。料理に合うようにお皿がセレクトされているのだとか


訪れたらぜひ冬のオススメメニュー「自家製〆さば」(550円)を試してみて。酢加減が絶妙で、添えられた大葉、千切り大根と一緒にさっぱりいただけます。


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▲フルーティな「南都美人 吟醸生原酒」(1合700円)は日本酒ビギナーにもオススメ


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▲おちょこは自分の好きなデザインのものを選ぶことができます


お酒は日本酒のラインナップが豊富でその種類20種以上!店長が直接酒屋へ行って自分の目で実際に見て選んでいるそう。

中でも特に女子にオススメなのは、岩手の日本酒「南部美人 吟醸生原酒」(1合700円)。冬にしか味わえないレアなお酒なんだとか。口に含んだ瞬間、フルーティな香りがふわっと鼻を抜けます。普段あまり日本酒を飲まない人でも、飲みやすい一杯ですよ。


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▲ふわふわと踊るかつお節と鮮やかな緑色が食欲をそそります!


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▲旬のお魚や野菜を食べることができるのも女子のうれしいポイント。盛り付けも美味しそう!


野菜が食べたいという女子は、今が旬の「菜の花だし煮」(500円)を。だし汁たっぷりで、寒い日のイチオシのメニューです。心地よい苦味でさっぱりとしているのでペロリと完食できますよ!


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▲店長の渾身の逸品「ミディアムレアで牛ハツステーキ」(680円)


また肉食女子なら「ミディアムレアで牛ハツステーキ」(680円)は絶対食べるべき!

味付けは「ワサビとガーリック醤油」と「塩胡椒とトリュフオイル&ピーナツバター」の2種類。特にピーナツバターは、甘さ控えめながら濃厚な風味で、ステーキの味をぐっと引き立ててくれます。他ではなかなか食べられない逸品ですよ。


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▲お客さんへの感謝の気持ちを表現しているという、カウンターのかわいらしい福助人形


他にも、福神漬け入りの「赤たまご焼」、サクッとおいしい「えびゆば衣揚げ」、日ごとに変わる「気まぐれパスタ」など、メニューは多種多様なので何度訪れても楽しめるはず!

店長も気さくで、常連が多いのも頷けます。人のあたたかみと、独創的ながらほっと落ち着く料理で、つい長居したくなる。それこそが南千住の魅力なのかも。『遠州屋本店 高尾』で、南千住という街を堪能してみてください。

遠州屋本店 高尾

住所:東京都台東区清川1-35-5
電話:03-3871-4355
営業時間:17:00〜24:00※日は~23:00
定休日:水曜




【駅前市場】お刺身100円から!レアなさばをはじめ、青森の味を駅直近で堪能

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▲南千住駅北口から徒歩1分。店内からは賑やかな声があふれています


南千住駅から徒歩1分とアクセス抜群の『駅前市場』。店内からする賑やかな声に自然と引き寄せられます。


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▲初めての人は、店員さんとの距離が近いカウンター席がオススメ


店内はビール箱を重ねたテーブルなど角打ち風の内装で、わいわい盛り上がれそう!

でもせっかく訪れたなら店員さんとの距離が近いカウンター席へ。本日のオススメや、気になるメニューなどを気軽に聞くことができるから、初来店でも楽しむことができますよ。


ハイボール

▲しゅわしゅわという音までする強炭酸の「ハイボール」(400円)


ドリンクはビール、ホッピー、生グレープフルーツハイなどの定番メニューが25種類以上ラインナップ。中でもオススメは、他のお店よりも炭酸を強めに仕上げた「ハイボール」(400円)。口の中で弾ける刺激的な炭酸がクセになりそう!

他にも「八仙」、「桃川」、「菊駒」(各グラス500円、グラスと枡900円)などの青森産の日本酒も用意されています。また、東京にはなかなか出回っていないレアな銘酒「田酒」(専用グラス600円)があることも。

地酒はその時によって提供される種類も変わるので、お目当てのお酒があれば、店員さんに尋ねてみて。


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▲お店で一番人気の「本日の100円刺身」(100円)は最初のオーダーにぴったり!


お酒と合わせる料理の一品目は、お店の一番人気「本日の100円刺身」をオーダーしてみて。青森八戸港などから仕入れたお刺身が3切れで100円というコスパに驚愕!


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▲手前から「さばの串焼き」(1本、400円)、「銀鯖 三種盛り合わせ」(1,000円)


またこちらは青森のブランドさばである「八戸前沖さば」が食べられる都内でも珍しいお店。漁港と年間契約をして直送してもらっているので、1年中美味しい状態で提供されているというのもポイントです。

メニューは「八戸前沖さば」の中でも大型の「銀鯖」を使ったものが多数。中でもオススメなのが「銀鯖 三種盛り合わせ」(1,000円)。低音の25度でゆっくりいぶす冷燻、しょうゆベースのタレにサッと浸したづけ、〆さばの3点が一気に味わえます。

また塩で味付けしたシンプルな「さばの串焼き」(1本、400円)も人気。分厚い切り身からは、甘みのある脂がじゅわり。色々な味のサバ料理に、お酒が進むこと間違いなし!


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▲すっきりとした風味の「棒寿司」(ハーフ、600円)


定番の「棒寿司」(ハーフ、600円)も用意されています。白ゴマがたっぷり入った香ばしい酢飯は、果実酢を使っていて爽やかな酸味。肉厚な〆さばとよく合います。おつまみにちょうどいいボリュームのハーフサイズがあるのも嬉しいですね。


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▲ほくほくした食感がクセになりそうな「田子のにんにく揚げ」(350円)


さばだけでなく、青森名産のにんにく料理も。中でもお酒好きに評判なのが、大ぶりなにんにくを丸ごと素揚げした「田子のにんにく揚げ」(350円)。じっくり火が通されていて、ホクホクとジャガイモのようなやわらかさ!そのままでも十分美味しいですが、味噌をつけて味わえば抜群のお酒のお供になりますよ。

青森の名産品がいただける『駅前市場』。青森県出身の郷土愛あふれるオーナーが、実際に現地へ行って吟味した素材を使った料理はどれも絶品。美味しい料理を肴に、お酒も話もどんどんすすむはず!ついつい飲みすぎてしまったなんてことがないように注意してくださいね♪

駅前市場

住所:東京都荒川区南千住7-29-2
電話:03-6806-8348
営業時間:月〜土16:00〜23:30L.O./日・祝 15:00〜22:30L.O.
定休日:なし




【玉ちゃん】南千住初心者でも安心!お酒も焼鳥も"おまかせ"で美味しい夜を

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▲駅から徒歩約10分の場所にある『玉ちゃん』。店名が書かれた提灯が目印です


南千住駅から歩いて10分ほどの場所にある『玉ちゃん』。六本木や銀座の焼鳥屋で20年以上働いていたマスターが6年前に独立して開いたお店です。


カウンター

▲カウンター奥の棚には「東北や日本海側の日本酒が好き」というマスターが選んだお酒がずらり


「女性のお客さんもちらほらいるよ」とマスターが言うように、落ち着いた照明や静かなBGMなど、ディープなイメージのする南千住の中では、初めての女子でも入りやすい雰囲気です。

ビールやサワーなど定番ドリンクは約25種類。その他、すっきりした辛口の日本酒「初孫」(800円)や、甘さと辛さのバランスが絶妙な「写楽」(700円)など、メニューには載っていないマスター厳選の日本酒も30種類以上!

好きな味や飲み方を伝えれば、マスターが自分にぴったりの一杯を選んでくれますよ。普段、自分では選ばない意外なお酒との出会いがあるかも!?


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▲飲みやすく、料理の邪魔をしない「ピーチウーロンハイ」(400円)と「もつ煮」(400円)


お店に初めて来た女子にオススメしているというのが「ピーチウーロンハイ」(400円)。すっきりとした甘みで、飲みやすい口当たりが特徴です。人参や大根、コンニャク、ゴボウなど具沢山で濃厚な「もつ煮」(400円)とベストマッチ!


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▲肉厚な「手羽」と、今が旬の「ネギ」。1串ごとにボリュームがあるのでお腹も大満足


焼鳥は一本ずつからも注文できますが、予め何本くらいと伝えて、マスターにおまかせするお客さんが多いんだそう。その日オススメの美味しい部位や野菜を出してくれます。

今回いただいたのは手羽とネギ。手羽は余分な油を落としながら丁寧に焼かれているので、皮はパリッと、身はジューシー。ネギはしっかりと火を通してあって、噛むほどに瑞々しい甘みが口の中に広がります。

おまかせの焼鳥の中で気に入ったものがあったら、同じものをもう一本オーダーしちゃいましょう!好きなものを何度でも。これぞオトナ女子の特権です♡


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▲日によって素材が変わる「コールスロー」(250円)


焼鳥以外にも人気なのは、日によって野菜が変わる「コールスロー」(250円)。訪れた日は水菜、大根、青パパイヤが入っていて、さっぱりとした味。お酒のお供にぴったり!

落ち着いた雰囲気だから気軽に入れて、お酒も焼鳥もマスターのおまかせで味わえる『玉ちゃん』。南千住は面白そうだけど、ちょっと気後れする・・・という女子は、こちらのお店から始めてみてはいかがでしょう?

玉ちゃん

住所:東京都台東区清川1-34-7
電話:03-3876-3335
営業時間:17:00〜23:30(L.O.23:30)
定休日:水曜




取材/文:女子部JAPAN(・v・)磯野 咲
※2017年2月10日時点の情報です。価格やメニュー内容は変更になる場合があります。




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※本記事内の情報は2017年02月10日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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