福岡人のソウルフードを銀座で楽しめる!
長浜ラーメンとは、九州・博多っ子のソウルフード!福岡の長浜市場で働く人たちの為に作られたラーメンが発祥と言われています。競りの合間のごく短い時間で食べられるよう、すぐに茹で上がる極細麺が考案されたのだそうです。
中でも博多人から熱烈な支持を集めているお店が「長浜屋台 やまちゃん」。本場九州ですら3店舗しかない人気店の長浜ラーメン、関東で食べれるのはなんと銀座だけなんです!
銀座店の店長は、もちろん生粋の博多っ子。本場の味を出すため、毎日福岡から麺と新鮮なネギを取り寄せているというこだわりのお店です。
これが正統派!本家「長浜ラーメン」
シンプルな長浜ラーメンは、トッピングで自分好みにできるのがポイントです。今回は、ねぎ、焼豚がのった「長浜ラーメン」に、味付き卵(100円)を追加。トッピング自由の紅生姜も豪快にオン!
とんこつラーメンというと、脂のにおいがきつくて苦手という女性も多いかもしれません。
ですが、「やまちゃん」のスープはコクがあるのに臭みがなく、透明なスープは上品ですらあります。それが極細麺にからみついたのを一気にすする喜びは、やはり長浜ラーメンならでは。
ガマンは禁物!?「替え玉」を味わうコツがあった!
〆の一杯・・・のはずが、麺を食べ終わってみるともうちょっと長浜ラーメンを楽しみたくなってしまった。
そんな時には長浜ラーメンの特徴のひとつでもある、「替え玉」がオススメ!
麺の硬さは『バリかた』『かた麺』『ふつう麺』『やわ麺』、スープをよく吸ったやわらか麺の『ズンダレ』から選ぶことができます。
今回は飲んだあとの〆ラーメン。最初の1杯はスタンダードな『ふつう麺』をチョイスしましたが、替え玉は柔らか麺の『ズンダレ』でお願いしてみました。
店員さんが熟練の手つきで『ズンダレ』の茹で加減を調節。『バリかた』の2倍以上は茹でていたように感じました。
一杯目の『バリかた』ラーメンより小麦粉の風味が感じられました。茹で加減によって異なる味わいが楽しめるのも嬉しいポイント。
もし替え玉を入れてスープが薄く感じられたら、タレを加えればOK。少ししゃっきりとした印象のスープになり、これはこれで別のラーメンを楽しむことができます。
ズンダレのふかふかした口当たりと優しい風味のスープは、冬の冷え切った体を温めてくれるはずですよ。
卓上にはタレ、ごま、こしょう、高菜、紅生姜が置かれており、“味変”したくなったらいくらでも自分なりのアレンジが可能です!これなら女子でも何杯も食べられちゃうかも!?
高菜にこしょうをまぶしてみたり、紅しょうがにたっぷりとごまを掛けてみたり・・・わがまま女子のお好みの味にアレンジして楽しんでみて。
サイドメニューも必食!明太子ご飯は絶品
替え玉をしてもまだ足りない!もっと楽しみたい!という食いしん坊女子には明太子ご飯(250円)もおすすめ。
明太子ご飯は、スープをかけておじやのようにして食べるのがたまらない!海の幸であるめんたいことすっきりとした豚骨スープの相性がいいですよ。デート帰りに寄ったら、彼とごはんをシェアして食べてもよさそうです。
他にも、「やまちゃん」にはおいしそうなメニューがたくさん!
銀座のど真ん中とは思えないリーズナブルなメニューばかりなので、何度も訪れてお気に入りラーメンを見つけるのもいいかも♪
地元・福岡では絶大な人気を誇っている「やまちゃん」。屋台の風情を残した店内はどこか懐かしく、女性でも入りやすい雰囲気です!
デートや女子会でしこたま飲んだあとの〆にぴったり。福岡出身の人はもちろん、東京で本場の味を楽しみたい人も、ぜひ訪れてみてくださいね。
やまちゃん 銀座
住所:東京都中央区銀座3-11-10
電話:03-5565-1838
取材・執筆/上瀧 将郎(じょうたき まさお)
料理研究家・小説家。
大学時代に小説を出版、ライティング業で学費の一部を稼ぐ。某大手メーカーを退職後、現在は料理研究家の道を邁進中。
料理を始めたきっかけは、小学生のときに共働きの両親の為に夕食を作ったとき、とても喜んでもらえたことがうれしかったから。その後、高校時代に1年間単身アメリカに留学したことで、日本の食を大切にするための仕事をしたいという思いがいっそう強まり、料理研究家への道を歩み始めた。
理念は「世界に1つでも多くの幸せな食卓を創り出す」こと。
連載:バイトッツ!レシピコンテンツ「ジョーさんのジョー出来!」
著書:覇将の戦旗(KKベストセラーズ)
(編集:河瀬璃菜/フードクリエイティブファクトリー)
- 本記事内の情報に関して
-
※本記事内の情報は2016年12月16日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。