『モードとインテリアの20世紀展』

▲20世紀初頭のファッション。コルセットは無くなり、体の自然なラインが出るドレスに。

パナソニック汐留ミュージアムでは2016年11月23日(水・祝)まで「モードとインテリアの20世紀展-ポワレからシャネル、サンローランまで-」が開催中。シャネル、イヴ・サン=ローランなど、時代を超えて今も愛される、トップブランドの華やかなドレスの数々が並ぶ、ファッション好き必見の展示会です。


『モードとインテリアの20世紀展』

▲バックシャンなスタイルのドレスは今見てもオシャレ!

19世紀の流れを汲む20世紀初頭の引きずるほどに長い裾のエレガントなドレスから、紙やアルミなど今まで使わなかった素材を、取り入れたチャレンジングな60年代のミニドレスまで、戦争や、女性の社会進出など、様々な世相を反映して華麗に移り変わってきた女性のファッション。

一流デザイナーたちによる革新的なデザインはもちろん、緻密な手仕事による刺繍など、その美しさには、ただただうっとりするばかり…。


『モードとインテリアの20世紀展』

▲1930年代は幾何学模様を取り入れたモダンなアールデコ様式のインテリアが流行。

今回の展示では、当時のファッションだけでなく、それらをまとった彼女たちの暮らしにもスポットを当てています。20~30年代に流行った「アールデコスタイル」や40年代〜60年代の「ミッドセンチュリースタイル」など、その当時流行したインテリアスタイルの大型パネルを背景にドレスを展示。

その他にも、当時のインテリアやファッション誌、また往年の女優たちの写真なども展示されているので、ファッションとともに、彼女たちがその時代にどんな暮らしをしていたのか、想像しながら観て回るのも楽しい。


『モードとインテリアの20世紀展』

▲1966年に森英恵氏が発表したジャンプスーツとカフタン

1960年代の展示ブースでは、フランス・オートクチュール協会で、アジア人で初めて会員として認められた森英恵氏のドレスも展示。大胆なフューシャピンクのシルク生地に、着物を思わせる菊と萩の柄をあしらったジャンプスーツとカフタンは、当時のモード界の話題をさらった、必見の一着。


『モードとインテリアの20世紀展』

▲日本でも60年代に大ブームを巻き起こしたミニスカートスタイル

今回の展示では、一部写真撮影OKのブースもあるそう。お気に入りのルックを撮影してSNSでシェアしてみては。

たくさんの女性たちを鮮やかに彩ってきた歴代のドレスたちに、秋のおしゃれゴコロも沸き立つモードな企画展。この機会に是非足を運んでみて!

モードとインテリアの20世紀展 ポワレからシャネル、サンローランまで

会期:2016年9月17日(土)~11月23日(水・祝)
住所:パナソニック 汐留ミュージアム(東京都 港区 東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階)
料金:一般:1,000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円、小学生以下無料
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
営業時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:水曜日(ただし11月23日は開館)
最寄り駅:新橋/汐留




※2016年9月の情報です。展示の内容等は変更になる場合があります。




本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2016年09月28日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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