【銀座】米職人による“究極の銀シャリ”を堪能/銀座米料亭 八代目儀兵衛

八代目儀兵衛

▲「甘さ」「ツヤ」「のど越し」など、7つの要素を満たした究極のオリジナルブレンド米を使用。

老舗の米屋を実家に持つ兄弟が手がける、京都・祇園で人気の米料亭「八代目儀兵衛」。その東京初のお店として、2013年に銀座にオープンしたのが『銀座米料亭 八代目儀兵衛』だ。

こちらのお店の最大の特長は、独自の精米と様々なブランド米の黄金比率を追求した“究極”のブレンド米「祗園料亭米 翁霞(おきなかすみ)」。

五つ星お米マイスターの資格を持つ“米職人”により、「甘さ」「白さ」「つや」「粘り」「食感」「のど越し」の全ての特徴を兼ね備えたご飯になるようにブレンドされているそうで、食べる前から期待が高まるというもの。

八代目儀兵衛

▲オリジナル土鍋炊飯釜「Bamboo!!」でお米本来の味を最大限に引き出す。

このブレンド米を使い、水や火加減にまでこだわった炊飯技術と、開発に3年半かけたというオリジナル土鍋炊飯釜「Bamboo!!」の遠赤外線効果により、ふっくらと炊き上げるのが“究極の銀シャリ”。

お米の甘みが最大限に引き出され、一粒一粒がツヤツヤと輝くご飯は、そのままでいくらでも食べられるほどの美味しさだ。

八代目儀兵衛

▲「儀兵衛の銀シャリ鯛のだし茶漬け御膳」。ランチメニューは1,520円~。

ランチでは、数量限定の「儀兵衛の銀シャリ鯛のだし茶漬け御膳」(1,520円)が人気。

「常に炊きたて10分以内」というご飯はおかわり自由なので、1杯目は白米だけで、2杯めはお造りと一緒に、そして3杯めに〆のお茶漬けとして、最後の一粒までじっくりと味わうのがツウの楽しみ方だ。

八代目儀兵衛

▲ソニービル裏手に1本入った道に面した入り口。昼時は究極のご飯を求めて近隣のビジネスマンが集まる。

お米を主役としたコース料理(6,990円~)がメインになるディナータイムは、デートなどで利用するのもおすすめ。

自慢のブレンド米と“米職人”によるハイレベルな炊飯で、米の美味しさを思う存分に謳歌しよう。

銀座米料亭 八代目儀兵衛
住所:東京都中央区銀座5-4-15 1F
電話:03-6280-6383
営業時間:8:00~22:00
定休日:水曜日
最寄り駅:銀座





【八丁堀】米は米屋!目利きの米と築地食材で作るコスパ定食/鈴木米店

鈴木米店

▲季節限定『自家製アジ・カキフライ定食』1,000円。築地で仕入れた新鮮な魚を使った「お魚定食」880~980円も人気。

昭和7(1932)年創業、八丁堀で歴史のある米店が直営する定食屋『鈴木米店』。米のプロが営むお店だけあって、メニューはどれもご飯と相性抜群のおかずを組み合わせて提供。主役は白いご飯なので、料理の味付けはお米の味を邪魔しない程度に抑えているそう。

鈴木米店

▲こしひかり、ひとめぼれ、はえぬき、ミルキークイーンなどの中から、職人がその時季に一番美味しいブレンドにして提供。

戦前から続く老舗だけに、米の目利きや品揃えが確かなのは言うまでもないが、なんといっても一番のこだわりはご飯の炊き方。

米粒が割れないよう細心の注意を払いながら研ぎ、季節によって水分量を調整。夏は30分、冬は1時間ほど浸水をさせてからガス釜で一気に炊き上げるご飯は、プロならではの経験と勘でふっくらとした甘い味わいが楽しめる。

鈴木米店

▲八丁堀駅A3出口徒歩1分という好立地。席数は15席と多くはないため、昼時は行列ができることも。

また、築地から近い立地を活かして、毎朝市場から新鮮な食材を仕入れているため、魚メニューを使った定食をリーズナブルに提供。

人気は、築地でその日に仕入れた新鮮な魚を使った「お魚定食」(880~980円)。仕入れた食材によってメインの魚料理が変わるため、毎日リピートしても飽きないのがうれしい。

お米のプロが手がける絶品のコスパ定食を、じっくりと味わいたい。

鈴木米店
住所:東京都中央区八丁堀3-20-8
TEL:03-3551-1011
営業時間:8:00〜21:00
定休日:土日祝
最寄り駅:八丁堀





【恵比寿】日本各地から厳選した銘柄米を食べ比べ/米福

米福

▲萬古焼土鍋の遠赤外線の作用により米の芯までムラなく熱が伝わり、ふっくらでもっちりとしたご飯が炊けるそう。

全国の選りすぐりのお米を毎日使う分だけ自家精米、萬古焼きの土鍋でふっくら炊き上げた絶品のご飯を食べられるのが、恵比寿にある和食店「米福」。海苔の佃煮やしぐれ煮などご飯のお供から、生姜焼きや焼き魚などの定番料理まで、ご飯を存分に堪能できる料理とともに楽しめる。

お米は、日本各地の名だたる銘柄米を常時5~6種類用意。取材時には、「ゆめぴりか」(北海道砂川市)、「北魚沼こしいぶき」(新潟県魚沼市)、「特選 つや姫」(山形県南陽市)、「逢地さがびより」(佐賀県唐津市)、「世界遺産シリーズ越中五箇山こしひかり」(富山県南砺市)の5種(各980円/1合)をラインナップ。

銘柄は1~2ヶ月ごとに変わるので、行くたびに違う銘柄に出合えるのがうれしい。今年の新米は10月以降に入荷予定なので、そちらもチェックしておきたい。

米福

▲写真は「お供三種盛り」(海苔の佃煮・いくら醤油漬け・じゃこ山椒)780円。一品料理は680円~。

料理は“メインディッシュ”のご飯に合う一品料理を中心に用意。定番のおかずとして相性抜群の焼き魚など、お米の甘みをより一層引き立てるメニューは、いくらでもご飯が進んでしまう美味しさだ。

米福

▲恵比寿駅西口から徒歩3分。カウンター8席とテーブル20席と席数は決して多くないので予約が賢明だ。

お酒はビールやワインも各種用意するほか、人気はやはり日本酒。原材料となる酒米を軸に選ぶことができるので、ご飯や料理に合わせてチョイスしてみるのもおもしろそうだ。

米福
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-4-2 川田ビルB1F
TEL:03-6416-3855
営業時間:17:00~23:00(LO 22:30)
定休日:なし
最寄り駅:恵比寿





<まとめ>

ご飯を最高に美味しくいただけるのは、「米」自体の美味しさに加え、「炊き方」や「おかず(料理)」が三位一体になってこそ。お米のプロたちが最大限に引き出す“本物のお米の味”を心ゆくまで味わってみたい。



取材・文/マッキー本田

※2016年9月2日の情報です。メニュー、価格等は変更になる場合があります。

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