「お出かけは基本一人で気ままに。デートをするなら公園で日向ぼっこがしてみたい!」

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―若手No.1の人気女優の広瀬すずさん。多忙な毎日を送る中、天気が良い休日ともなると、とにかく何時間でも出歩きたくなるのだそう。

「家で過ごす時間も好きなのですが、休日は、映画を観に行ったりご飯を食べたり、色々お出かけします。オシャレなお店が多い表参道に行くことが最近多いんですが、ついでに原宿まで歩いてショッピングしたり、さらにそこから新宿まで歩いたりもします。帰りも歩いて原宿・渋谷界隈まで戻ってきて……、天気が良ければとにかくに一日中歩き回っていますね(笑)。気分転換に最高なんです」


―お出かけをするとき、実は“ソロ活”がほとんどだという。

「仲良しのお友達と出かけることもありますが、基本的には一人です。気になったお店や美味しそうなお店を見つけたときに、気兼ねなくパっと入れるのがいいんです。「よし、次は南へ向かってみよう!」とか言いながら、自由気ままに一人の時間を楽しんでいます」


―最近のお出かけで印象に残っているのは、とあるご飯屋さんのメニュー。

「この間、串揚げ屋さんに行ったんですけど、お肉もお野菜も全部美味しくて。中でも海老の串揚げがフワフワで最高だったんです!お友達と美味しくいただきました」


―ファッションモデルとしても活躍中の広瀬さん。今ハマっているのが“眼鏡集め”なのだとか。

「眼鏡屋さんにはずっと居続けても飽きないくらい、本当に眼鏡が大好きなんです。色々なフレームやレンズを組み合わせて、オリジナルの眼鏡を妄想して遊んでいます(笑)。今は30個くらい所有していますが、まだまだ欲しいものがたくさんあります。最近のお気に入りは、細身のブラックフレームで仕上げた六角形の眼鏡。全体に丸みがあるのでそこまで派手な感じではなく、でも適度に奇抜で個性的な感じが好きなんですよ」


―そんな彼女がお気に入りの眼鏡をかけてお出かけしたい、理想のデートとは?

「渋谷で映画を見て、そのあと代々木公園でゆっくり日向ぼっことか、憧れます。あと古着やアンティークのアクセサリーが大好きなので、二人でヴィンテージショップ巡りとかもしてみたいです」

「何気なく過ごす毎日は実は当たり前じゃない。“生きる”ということを一番に感じ、考えられるきっかけになる映画だと思います」

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―広瀬さんが主演する映画『四月は君の嘘』は、累計発行部数500万部を超える大人気コミックが原作。主演を務めるにあたって、プレッシャーはなかったのだろうか。

「最初は、楽しみよりも恐怖しかなかったです。漫画が原作の作品は以前『ちはやふる』でもやらせていただきましたが、そのときと同様、原作はほぼ読まずに臨みました。読んでしまうとその世界に引きずられてしまい、映画の魅力がなくなってしまうと思ったので。もちろん、原作でリスペクトするシーンなどは意識しましたが、完全に合わせるということはなかったです。撮影中、原作以上に溢れる雰囲気といいますか、もし現場にそういう感情や空気があればそちらを優先しました」


―本作で広瀬さんが演じたのは、高校生のヴァイオリニスト・宮園かをり。特に苦労したのは演奏のシーンなのだという。

「今回は実際に弾かずに演奏をするお芝居でしたが、それでも本当に大変でした。4本の指を使って音に合わせて弦をおさえるのですが、バイオリンは0.2ミリ動かすだけで音が変わってしまうので、全部一音ずつ、一音符ずつやっていきました。途中で頭の中がぐちゃぐちゃになって、悲鳴をあげながら練習しました(笑)」


―相手役の有馬公生を演じたのは山﨑賢人さん。二人の息はピッタリで……。

「賢人くんもピアノの演奏のお芝居は初めてだということで、お互いに必死だったんです。だから二人とも撮影が終わったあとは、その開放感から妙にハイテンションになってしまって、二人で現場に流れていた音楽に合わせてよくわからないダンスを踊って、喜びを分ちあいました(笑)」


―そんな苦労の末完成した映画『四月は君の嘘』。彼女が思う、見どころとは?

「何気なく過ごしている日常ですが、それは当たり前ではないということと、もし私に愛する人がいるならその人の声も感情も体温も全て、常に全力で感じたいなっていうのを改めて実感しました。この映画は切ないラブストーリーですが、それだけじゃない、単純に“生きる”ということを一番に感じ、考えることのできる作品だと思うので、宮園かをりという一人の女の子が抱える、“生”に対する強く美しい感情に、少しでも触れていただけたら嬉しいです」

photo:Mariko Tosa、text:Kei Osawa、Styling:Alisa Nakamura、Hair&Make-up:Ai Miyamoto

PROFILE & INFORMATION

広瀬すず(ひろせ・すず) 1998年6月19日生まれ。静岡県出身。


2012年、雑誌『セブンティーン』の専属モデルとしてデビュー。その後、女優としても数々の作品に出演し、第39回日本アカデミー賞 新人俳優賞ほか数々の賞を受賞。2016年には映画『ちはやふる-上の句・下の句-』で単独初主演を果たす。公開待機作に映画『怒り』(9月17日公開)などがある。

『四月は君の嘘』

『四月は君の嘘』

『月刊少年マガジン』(講談社刊)にて連載され"泣けるラブストーリー"として第37回講談社漫画賞を受賞するなど、各界から高い評価を受けている注目作。元・天才ピアニスト・有馬公生(山﨑賢人)と、天真爛漫なヴァイオリニスト・宮園かをり(広瀬すず)の二人の高校生が織りなす切ないラブストーリー。9月10日(土)全国東宝系にて公開
© 2016フジテレビジョン 講談社 東宝 © 新川直司/講談社

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※本記事内の情報は2016年08月24日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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