【1】ヴィンテージワインがグラスで手軽に楽しめる「Reserva(レゼルヴァ)」

Reserva(レゼルヴァ)

▲1960年代を意識し、当時のアンティーク家具で統一された店内。

銀座6丁目にある古いビルの地下1階最奥にひっそりとたたずむ、まさしく隠れ家的バー「Reserva(レゼルヴァ)」。
2014年10月のオープン以来、そのセンスあふれる空間と、ワインとウイスキーの確かな品揃えで、ファンを増やし続けている。

Reserva(レゼルヴァ)

▲独自の技術で1杯分のボトルに真空保存されている。

こちらの最大の特徴は、希少なドメーヌやシャトーをはじめとした50種類以上ものワインが500円からと、手軽にグラスで楽しめる点。

通常、ワインはボトルを抜栓してしまうと酸化してしまうため、希少なワインほどボトル売りが基本。しかしこの店では、特許出願中の方法で1杯分の小さなボトルに真空で保存されているため、ほとんどのワインをグラスで提供することが可能なのだ。

そのためボトルなら1本5万円以上もする有名なオーパス・ワンでもグラス(110cc/11,500円)で楽しむ事ができる。

Reserva(レゼルヴァ)

▲ウイスキーはさらに小さいデミサイズ(500円~)から。写真はジャックダニエルのオールドボトル。30年前の味わいは格別。

ワインだけでなくウイスキーも年代物がそろい、こちらはシングル(30cc)の半分「デミサイズ」(15cc)から楽しめる。

Reserva(レゼルヴァ)

▲まるで専門書のようなメニューには、それぞれのお酒について詳細な説明書きが。

ちなみに、平日は24時まで、金曜なら深夜2時まで営業しているので、仕事終わりでも時間を気にせずじっくりグラスを傾けることが可能。

デキる男は、極上のお酒を飲みながら、それぞれのうんちくがたっぷり詰まったメニューを片手にお酒の知識も吸収する。人知れず通って、酒を語れる男になりたいものだ。

Reserva(レゼルヴァ)

住所:東京都中央区銀座6-12-2 東京銀座ビルディングB1F
TEL:03-6274-6007
営業時間:月〜木14:00~24:00、金14:00〜翌2:00、土14:00〜20:00
チャージ料:1,000円(平日18:00〜)
定休日:日祝
最寄り駅:銀座、東銀座





【2】グルメも唸る絶品料理が楽しめるオーガニックバー「Cave+SRh(カーヴプラスエスアールエイチ)」

Cave+SRh(カーヴプラスエスアールエイチ)

▲厳選したビオディナミワインから、季節の果物で作るフルーツカクテルやスタンダードカクテルまで、あらゆるお酒がそろう。

きらびやかな飲食店が立ち並ぶ銀座7丁目に立つ雑居ビルの4階。知らない人はなかなか行き当たらない、知る人ぞ知るバー「Cave+SRh(カーヴプラスエスアールエイチ)」。

こちらは毎日深夜2時まで営業している、ゆっくりと空腹を満たしつつお酒を味わいたい男子にぴったりのお店。

Cave+SRh(カーヴプラスエスアールエイチ)

▲RIP SLYME のSU、デザイナーのカワイヨシロウによるデザインユニット“SuRow派”がデザインした店内。

2面がガラス張りになっていて、夜の銀座を見下ろせるオールドイングランド風の店内には、本格的なバーカウンターとオープンキッチン。お酒はもちろん、本格的な料理も楽しめる。

Cave+SRh(カーヴプラスエスアールエイチ)

▲長野県東御市で採れた「オーガニックサラダ」1,600円。ドリンクは1,000円〜。

特にオーガニックにこだわった料理は絶品。店長の深山さんが長野県東御市で直接仕入れた、その時季に一番美味しい野菜と、極上の和牛を使った鉄板焼きなど、自慢のお酒に合う自然派の料理を提供している。

日頃、仕事が多忙で野菜が不足しがちなスマート男子にとって、夜遅い時間にフレッシュな野菜を摂れるのはうれしい。

Cave+SRh(カーヴプラスエスアールエイチ)

▲「和牛シャトーブリアンのカツサンド」(4,000円)。衣は極力薄くし、肉本来の旨味が全面に押し出されている。

こちらの名物となっているのが「シャトーブリアンの和牛カツサンド」。牛1頭から800g程度しか取れない極上のヒレ肉・シャトーブリアンを贅沢に約240gも使うなど、食通な銀座紳士のファンを獲得している一品だ。

最高のお酒と極上の“ツマミ”で、大人の夜を過ごしたい。

Cave+SRh(カーヴプラスエスアールエイチ)

住所:東京都中央区銀座7-5-10第2一越ビル4F
TEL:03-3573-7555
営業時間:17:00〜翌2:00
チャージ料:1,000円
定休日:日祝
最寄り駅:新橋





【3】極上空間と一流のフードで話題のバー「Bar S(バー エス)」

Bar S(バー エス)

▲銀座で100年以上の歴史を持つ資生堂パーラーが運営する新しいタイプのバー。

銀座中央通りに面したひときわ目立つ東銀座資生堂ビルの11階に、2015年6月にオープンした「Bar S(バー エス)」。店名の"エス(S)"には、「Salon(社交場)」「Smile(笑顔)」「Special(特別)」「Share(共有)」など、さまざまな意味が込められている。

店内デザインは、「マンダリン オリエンタル東京」のメインダイニング、「新丸ビル」の環境デザインなど多くの実績を持つ空間デザイナー小坂竜氏によるモダンな空間だ。

シンボルカラーの紫がラグジュアリーかつ落ち着いた大人空間を演出。バーカウンターの天井は開閉式の天窓となっていて、屋内にいながら銀座の夜空を感じることができるという驚きの仕掛けだ。

Bar S(バー エス)

▲店内のトレードマークとなっているのが、バーカウンターの頭上にある開閉式の天井。

チーフバーテンダー・三谷裕氏が手掛ける極上のカクテルのほか、食に関しては、「Bar S」オリジナルメニューをはじめ、伝統ある「資生堂パーラー」メニューのアレンジバージョンや、レストラン「ファロ資生堂」のイタリアンを提供。ドリンク、フードともに一流だ。

Bar S(バー エス)

▲ハッピーアワー(~19:00)はドリンク・フードともに800円~と意外と価格はリーズナブル。

これだけの好立地だけに、早めの時間帯は多くの客でにぎわう。
1軒目からとしても十分に楽しめるバーだが、あえて客足が少し落ち着いた22時以降に1人でやってきて、ゆっくり(Slow)過ごすスマート(Smart)な大人も多いとのこと。
一日の終わりをこんな極上空間で締めくくれば、明日からの仕事にも活力がみなぎるはずだ。

Bar S(バー エス)

住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル 11F
TEL:03-3572-3922
営業時間:17:00〜23:30(LO 23:00)
チャージ料:1,000円(20:00~※ラウンジエリアは終日)
定休日:土日祝
最寄り駅:新橋・銀座



<まとめ>

「銀座の夜は早い」なんて言われるが、実は銀座にも22時以降に楽しめるバーは意外と多い。しかもそういう店に限って「知る人ぞ知る」といった隠れ家的な店ばかり。誰も知らない自分だけの隠れ家で、スマートにその日の回想にふける。それが紳士の一日の幕の下ろし方。デキる男なら、銀座でお気に入りの店の1つくらいは持っておきたいものだ。



※2016年7月14日の情報です。メニュー、価格等は変更になる場合があります。
取材・文/マッキー本田
※表示価格は全て税込み価格です。



本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2016年07月14日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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