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「エコール クリオロ」から「クリオロ」に!お菓子もお店もクラスアップした人気パティスリーへ。

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連載「スイーツライターchicoの東京お菓子めぐり」は、スイーツをこよなく愛するライターchicoさんが注目のお店をピックアップ。第15回は、2016年5月20日、千川から小竹向原に移転リニューアルした「クリオロ」を紹介。

Date2016/05/26

連載 スイーツライターchicoの東京お菓子めぐり

移転リニューアルして生まれ変わった「クリオロ」に、新たなお菓子の喜び続々。

13年目を迎える「エコール クリオロ」が、「クリオロ」と名前も変えて、本店を千川から小竹向原へとお引越し。5/20に移転リニューアルオープンしたお店は、新たな楽しみが盛りだくさん!

笑顔まぶしいサントス・アントワーヌシェフと総合店長の岡田愛さんご夫婦が迎えてくれたのは、白い真新しい建物。その名も「サントスビル」! サントスさん、3階建てのビルごと新しく建てていたのだ。

1Fが店舗で2Fは工房、3Fオフィスの、工房(ラボ)一体のスタイル。

上もちょっと覗かせてもらったのですが、厨房内にお取り寄せでも話題のチーズケーキ専用ゾーンがあったり、様々な機材がそろったショコラ専用厨房があったり、さらにはピストレ(スプレーガンのような機械で霧状のチョコレートをスプレーする)専用室まである!

さすがに建物から作っているだけあって、充実ぶりがケタ外れ。ここから出来立ての幸せがどんどん送り出されていく。

1Fのパティスリーはオレンジ色がポップだった以前のムードから様変わり。木をふんだんに取り入れてほどよくトーンを落とし、上品で落ち着いた雰囲気に。アンティークのテーブルにコンクリートの壁がいい感じに調和する空間は、ナチュラルでいてクール。

ショーケース上には、焼きっぱなしのタルトも並ぶし、フィナンシェなんかも包装しない焼きたてのもこんもり盛られたりして(土日の14:00に並ぶそう!)、ラボ一体ならではの活気があふれんばかりだ。

長〜いショーケースに並ぶプチガトーは、常時20~25種ほど。新作も続々出ていて目移りするのもまた楽しい!

中でも「ヴェリーヌ・トロピカル」(640円)は、この季節にぴったり。

パイナップルコンフィの甘さとヨーグルトクリームの酸味、そこにミントジュレがひんやりふるり。目に舌に清々しく、なんとも心地いい。

パッションフルーツみたいな愛らしい姿は「ココ」(520円)。
ココナッツムースの中から、マンゴーとパッションのソースとジュレがキュンと甘酸っぱさを放って、爽やかエキゾチック。

中に忍ばせたプニプニのタピオカとサクッとしたパールクラッカンの食感もクセになりそう!
こんな風に一つのケーキで様々な食感を散りばめているのも、サントスシェフらしいところ。

サントスさんのシグネチャー、「カフェ・プラリネ・ノワゼット」(520円)も、もちろん健在。

コーヒーチョコムースにヘーゼルナッツプラリネクリームを閉じ込めた、香るガトー。口にすると途端にパッとコーヒーのアロマが立ち、そのふくよかな香りがナッツのこうばしさを印象付けていく。コーヒーにナッツが重なっていく、その香りのグラデーションを、チョコレートが滑らかにつないでいくよう。そこにフィヤンティーヌのサクサクで軽快さも忘れずに。

久しぶりにいただいたのだけど、名作は何度でも感動できるんだと思い知った。

ショコラは、「ヴァローナ」(チョコレートメーカー)で技術指導をしていたサントスさんの真骨頂。

専用厨房に全長8mもあるエンローバー(チョコレートコーティングマシン)まで登場して、新店ではさらに充実の予定。ボンボンショコラのバラ売りも久々に再開している。

ショコラといったら、新名物、「トレゾー」も見逃せない。手みやげにぴったりのチョコレートケーキは、とろけるような柔らかさ(繊細だから、切れ味鋭いウォーターカッターでカットしているそう)。

ナチュラル、キャラメル、オレンジ、ラムレーズン、フィグカシスの全5種。どれもそそるけれど、サントスさんのオススメは「やっぱり、ショコラをストレートに楽しめるナチュラルかな」。

お店だけでなく、焼き菓子など詰め合わせるパッケージもナチュラルに衣替え。
ウッディなデザインの箱は本物の木のような質感で、お菓子を大人の手みやげにクラスアップしてくれるみたい。

奥には緑そよぐテラスのあるカフェも(6/1スタート)。店内のお菓子が食べられるほか、パニーニやスープなどの軽食も始めるそう。「余裕ができたらアイスやパルフェもやりたいですね」とサントスさん。この新天地でまだまだ新しい喜びに出会えそうです。


text / chico photo / Kayoko Aoki

SHOP DATA

クリオロ
住所:東京都板橋区向原3-9-2 サントスビル 1F
最寄り駅:小竹向原

まだある!副都心線沿線の注目スイーツショップ

グラッシェル

生グラスとアントルメグラッセ(アイスケーキ)の専門店。「ペダル ド ルージュ」(4,075円)はタイベリーシャーベットにアールグレイとホワイトチョコのアイス、イチゴのコンポートが重なり、バラのようなフローラルなアロマが際立つ新作。

グラッシェル
住所:東京都渋谷区神宮前5-2-23
最寄り駅:表参道、明治神宮前、原宿

KIPPY’S COCO-CREAM 千駄ヶ谷店

カリフォルニアからやってきた乳製品、砂糖、大豆、グルテンを一切使わないアイスクリームショップ。素材は100%オーガニック。オーガニックココナッツをベースに生はちみつやデーツで甘さをプラス、フレッシュフルーツなどを使ったフレーバーは10種以上!

KIPPY’S COCO-CREAM 千駄ヶ谷店
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷2-6-3 1F
最寄り駅:北参道

あめやえいたろう 伊勢丹新宿店

老舗の伝統を今の感覚で伝える、榮太樓總本鋪の別ブランド。ジュエルやグロスみたいな女心くすぐるユニークなあめが所狭しと。キャラメルあめ「スイートグロス」(1個540円)は、キャラメルにフリーズドライフルーツなどのトッピングが目に舌に鮮やか。

あめやえいたろう 伊勢丹新宿店
住所:東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店 本館B1
最寄り駅:新宿三丁目

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chico

chicoさん

東京在住

プロフィール

スイーツのトレンドに精通し、雑誌、web、TVなどで活躍。『an・an』で「chicoのお菓子な宝物」連載中。共著『東京最高のパティスリー』(ぴあ)発売中。

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