BEAMS JAPAN

新宿の新名所として4月28日(木)にオープンした「BEAMS JAPAN」。レッツ編集部では、早速潜入してレポート取材を敢行!
日本のさまざまなコンテンツが展開される各フロアの紹介と、なんと!今回はビームス設楽社長と、同店のプロデュースを手がけられた小山薫堂さんにも直撃インタビュー。
できたばかりのBEAMS JAPAN、まずはフロア別ごとの魅力、とくとご覧あれ!


1F【祭】 日本の銘品と珈琲
招き看板でお出迎え。あのスペシャルティ珈琲も!

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まずはエントランスのある1F。ここでは、日本全国から選りすぐられた銘品が、藍色やオレンジなどBEAMSならではのカラーにアレンジされ、さらに味わい深いアイテムとなってお目見え。
また、BEAMS JAPANのロゴ入りアイテムや、イラストレーター長場雄さんの手がけたポップな新宿土産など、ここでしか手に入らない逸品ぞろい。
鳴き龍などをイメージした天井画や招き看板など、和を全面に感じさせるお店の内観も必見!

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▲愛知県の招き猫に兵庫県の包丁、新潟県の爪切り、山形県のけん玉といった、日本各地の銘品がビームスらしくアレンジされてラインナップ。BEAMS JAPANオリジナルの“新宿土産”も見逃せない!

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▲スペシャルティ珈琲専門店「猿田彦珈琲」の珈琲スタンドも併設。ここでしか飲めない“ジャパンブレンド”は、あんこに合うキリッとした飲み口が特徴。



2F【衣】 日本の洋服
生地や製法にもこだわった、ジャパンメイドのブランド

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2FはBEAMSらしさ全開のドメスティックブランドフロア。トレンドアイテムになっている“スカジャン”でおなじみのテーラー東洋や、細部までこだわりがつまったスウェットのブランド、ループウィラーなどとのコラボレーションアイテムほか、見逃せないアイテムがそろう。
ものづくりへのこだわりや、新しいアイデアに富んだ、日本のブランドの今を感じるファッションを存分に楽しみたい!

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▲日本が誇るブランドがBEAMSならではのセレクトで、続々と入れ替わっていく予定。「いつ来ても新鮮」を表現するような可動式の什器や、蔵のようなデザインの階段など商品以外にも見所満載!



3F【眼】 日本のセンス
売り切れ御免!BEAMSにしかできない別注アイテムが勢ぞろい

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続いて3階。こちらには、BEAMSにしかできない強力なコラボレーションアイテムが勢ぞろい!
特別なスニーカーのプレゼンテーション空間や、BEAMSが長年培ってきた人気ブランドとの関係性によって登場するコラボ、さらにBEAMS JAPANでしか手に入らないB印 ヨシダのアイテムまで、売り切れ御免の限定品ばかり。

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▲多彩な別注ラインナップはBEAMSならではの感性や理解によるもの。スニーカーやカジュアルアイテムを中心に、アメカジやストリート好きにはたまらないフロア構成になっている。



4F【趣】 日本のポップカルチャー
軽トラや卓球台が店内に!?これが東京のサブカルだ!

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造形集団・ゲルチョップが手がけた楽しい内装も見所となっている4階は、東京発のポップカルチャーがギュッと詰まった、熱気と混沌があふれるフロア。
同人誌カルチャーを代表する「ZINE」や、昔なつかしのラジカセなどの家電、何に使うのかわからない(笑)オブジェなど、1日いても見飽きない楽しさがギッシリ!

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▲軽トラに卓球台、ブルーシートの小屋など、ちょっとした秘密基地感もある空間。1点もののコラボアイテムなど、ここでしか見つからないサブカルチャーでいっぱいだ。



5F【匠】 日本のクラフトとアートギャラリー
手仕事にフォーカスした民芸品とアーティスト作品の展覧会

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5階は日本の手仕事とアートを発信するフロア。ギャラリーでは、今の日本を反映する作家さんや日本をテーマにした作品などを月替わりで展示。作品を購入できるチャンスがあるのもうれしいポイントだ。
さらにクラフトとデザインの橋渡しをする「フェニカ」が、日本の民芸や手仕事にフォーカス。日本の良きものたちが、まるでアトリエのように展示されたスペースは圧巻!

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▲作家性のある益子焼などの焼き物がズラリと並び、壮観!人気のこけしもBEAMSらしいアレンジが加わりアート感が。ギャラリーでは現在BLANKEY JET CITYの浅井健一氏の作品が展示されている。



B1【食】 日本の洋食
日光金谷ホテルの百年洋食とクラフトビールを新宿で。

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そして地下にお楽しみ空間として待ち構えるのは、日光金谷ホテルの“百年洋食”と、日本各地のクラフトビールが味わえるレストラン「CRAFT GRILL」。
老舗の伝統と味、そして日本の食のアレンジ力をカジュアルに楽しめるお店は、新宿の新名所になる予感大!

BEAMS JAPAN

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▲クラフトビール以外にも、クラフトジンやクラフトウォッカほか珍しいお酒も。牛フィレ肉のフリットが乗った「新宿百年ライスカレー」(1,800円)はここでしか食べられない逸品。



設楽社長と小山薫堂さんを直撃!
BEAMS JAPANの楽しみ方と二人が思う東京の魅力とは?

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-見所満載のBEAMS JAPAN。まずはコンセプトを教えてください。

設楽社長-BEAMSでは、40年間「海外のいいもの」を日本に紹介してきましたが、10年ぐらい前から、逆に「日本のいいもの」を海外に発信していく、という取り組みをしています。
小山さんのキャッチコピー“アッパレ、ニッポン”で表現されているように、短期的なインバウンド対策ではなくて、まずは日本人自身が日本の良きものに触れて、日本の素晴らしさを再発見して、それが海外の方に伝わっていったらいいな、と。そんな場にしていきたいなと思っています。
小山さん-日本のいいものがある、というよりは、楽しいものがある、という感覚で来てもらえるといいですよね。そんな中で、日本のいいものを見つけて、日本に生まれてよかった、と思ってもらえると嬉しいです。
外国人の方にとっては、日本の一番おいしいところが詰まってる、“お土産の幕の内弁当”みたいな存在になれるといいかなと思います。

-今回BEAMS JAPANができたのは「新宿」。なぜ東京でもこの街を選ばれたのでしょうか?

設楽社長-新宿は“本物の街”だと思うんです。ファッショナブルか、と言われるとそうじゃないんですけど、未来の東京の姿を凝縮したようなところで、ここには官僚もいれば、ゲイもホームレスもいるし、都会的な人も田舎から出てきたばかりの人も、外国人もいる。人種のるつぼであり、異文化がまじりあって、新しいカルチャーや風俗が生まれる。そんな新宿で勝負してみたいな、と思いました。

-BEAMS JAPANを含め、今お二人がおすすめする東京の楽しみ方を教えてください。

小山さん-僕は普段あまり新宿には来ないんですけど(笑)、新宿も含めて東京は外国人気分で歩くと楽しい街だと思うんです。初めて来た感覚で、エイリアンな気分で歩くといろんな発見があって面白いですよね。
設楽社長-近代的なビルが並ぶ西口、東口のガード下や、歌舞伎町…と、都会と下町がMIXしているのが新宿の魅力だと思っています。そんな文化の街ともいうべき新宿で、BEAMS JAPANも小さなハブになれたらいいなと思います。「匠からポップカルチャーまで」というコンセプトなので、キッチュなおもちゃから伝統文化まで、何か見つけてもらえるとうれしいですね。


BEAMS JAPAN
所在地:東京都新宿区新宿3-32-6
BEAMS JAPAN(ビームス ジャパン) B1F-5F
BEAMS F SHINJUKU(ビームスF 新宿) 6-7F
電話番号:03-5368-7300
最寄駅:新宿三丁目/新宿

※2016年5月6日時点の情報です。掲載商品は売り切れとなっている可能性があります。



本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2016年05月06日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。