女子限定のバブルサッカー大会、「ガールズバブルフェスティバル」

そもそもバブルサッカーとは、ノルウェーのバラエティ番組で誕生した新しいスポーツ。大きな風船のようなもの(バブル)に入ってサッカーをするスポーツで、フットサル形式で試合をするのが比較的多く見られるとのこと。とはいっても、バブルサッカーにはサッカーやフットサルの技術は関係なく、サッカー未経験者でも十分楽しめるのだとか。

バブルサッカーは日本でもじわじわ流行中。テレビやインターネットで見た! という方もいるのではないでしょうか。

現在、全国各地のフットサル場などでイベントや大会などが開催されたり、バブルサッカーで遊べるアミューズメント施設もあるそうです。

どこか気軽にバブルサッカーをできるところはないだろうか……と探してみたところ、東京タワーのすぐ近く、「東京タワーメディアセンター」でバブルサッカーのイベントを行っているという情報をキャッチ! 今回は、女子限定のバブルサッカー大会、「ガールズバブルフェスティバルVOL.4」に参加してきました!!


▲奥に見える透明のバルーンが「バブル」。これをかぶってプレーします。がんばるぞ!

今回私が参加したこのイベントでは、当日集まったメンバーでチームを作るので、1名からでも参加OK。(もちろん友達とチームを組んでの参加もOKです!) 気軽に参加しやすいのが良いですね!

また、カラフルなバルーンで飾り付けられたフォトブースで記念撮影ができたり、最もステキなコーディネートの女子に豪華賞品が贈られる「ガールズバブルドレッサー賞」などの企画もあり、女子が楽しめる要素も満載!


▲乙女心をくすぐられる世界観。いろんな撮影小物もありました。


意外と重い!? バブルを装着していざ体験!

この日の参加者は、全部で13名。何と全員、バブルサッカー初体験!
参加者に話を聞いてみると、「テレビで見て、おもしろそうだったので参加してみました!」など、やはりテレビやインターネットで見て興味を持った人が多いみたいです。

この日は参加者をシャッフルして、オレンジチーム、イエローチーム、グリーンチームの3つに分かれます。私はオレンジチームに!
チーム分けが済んだら、まずはバブルの装着から。


▲バブルの内部はこんな感じ。中に肩ベルトと取っ手がついています。

肩ベルトに内側から手を通しながら、リュックを背負うようにバブルをかぶって立ち上がります。そして、取っ手を持てばOK。


▲ベルトが肩に当たるので、ノースリーブのようなウェアは向かないかも。


▲意外と重い! スタッフの方に聞いたところ、約11kgもあるのだとか。しっかりと空気が入っているので、転んでも全然痛くないんです。

さあ、この状態でサッカーを……と思いきや、まずはバブルに慣れることから、ということで、バブルを使ったレクリエーションを行うことに。

まず最初のレクリエーションは、「バブル相撲」。ルールは簡単、バブルを着た状態でぶつかり合い、決められたラインから出たり、倒れたりしたら負けというもの。私も挑戦してみました!


▲思い切って、ドーーン!! とぶつかっていきましたが……。


▲最終的に、押し出されて負けてしまいました……。

最初にドーンと思いっ切りぶつかった瞬間、お互い弾け飛ぶ! これには普段は感じられない爽快感もあり、「お!? いい感じかも?」と思ったのですが、押し合っている間に、気づいたら足がラインの外へ。バブルをかぶっていると視界が狭くなって足元が見えづらくなるので、バブル相撲は最初に相手をふっとばすくらいの勢いでぶつかっていった方が、勝つためには良かったかも!? むぎゅーっとバブル同士で押し合いへし合いしているのも、それはそれで楽しいんですけどね。

続いてのレクリエーションは、「バブル逆立ち」。バブルをかぶった状態で5秒間逆立ちをしてみようというものなのですが、コレが意外と、コツをつかむのが難しい!


▲足を真上に伸ばした状態で静止するのに、四苦八苦。

前転をするようなイメージで前に倒れるのですが、勢いを付けないと上手く逆立ちの状態にならないし、かといって勢いを付け過ぎると前に転がっていってしまうし……。私は何度やっても、勢いが止まらなくてくるっと前転。逆立ちそっちのけでバブル前転を楽しんでいる人みたいになっちゃっていました。


女子同士でも、意外と激しい!? 初めてのバブルサッカー体験スタート!

レクリエーションでバブルに慣れたら、いよいよ本格的にバブルサッカーの試合に。今回は、前後半3分の計6分。総当り戦で、同じチームと2回対戦するので、各チーム合計4試合の勝ち点で順位が決まります。(勝ち点は勝利=3点、引き分け=1点、負け=0点。勝ち点が同じ場合は得失点差で決定)。
基本的にフットサルのルールと同じなのですが、ゴールキーパーは決まっておらず、誰がやってもOK。

バブルサッカーで特徴的なのはキックオフのやり方。全員がゴールラインに一列に並び、真ん中にあるボールに向かって走りボールを奪い、相手ゴールを狙います。


▲センターライン付近からのゴールも可能なので、いかにボールをキープしてシュートするのかがポイント!

また、バブルサッカーならではの反則もあります。
①オーバーボール…バブルを装着した状態でボールの上に覆いかぶさって、5秒以上他のプレイヤーがボールに触れない状態を作り出すこと。
②ヘッドイン…バブルの上部、頭の空洞部分にボールが入った状態を5秒以上キープすること。5秒以内にボールを出せばセーフ。
③バブルバンプ…ボールを持っていない相手に対し、わざとぶつかること。

さらにさらに、今回の大会のルールでは、「バブルタイム」というフィーバータイムも設けられており、バブルタイムに突入すると、特別な音楽が流れ、得点が2倍に! この時間に大量得点も可能だし、これは決めるっきゃない!

スタッフによるルールの説明が終わったら、いよいよ試合開始です!


▲キックオフ直後は激しくぶつかる! そして吹っ飛ぶ!!

ドキドキのキックオフ。みんな一斉にボールをめがけてダッシュ! 一気に密集するので、当然、ぶつかりまくりの弾けまくり。転んだりしつつ、みんなゴールを目指すのですが……難しい!
バブルをかぶっていると足元が見えにくいので、ボールが蹴りにくかったり、バブルの大きさで相手との距離感がいまいちわからなくなったり。
でも、相手とぶつかる感覚は新鮮で楽しい! ぶつかっても痛くないし、バブルでゴロゴロ転がるのがおもしろいんです。何だか自然と笑えてきます。


▲こうやって見るとコートが広く見えますが、バブルを着ていると実際より狭く感じました。


▲試合中は、DJが懐メロやJ-POPで会場のテンションを上げていきます。

最初はバブルサッカー初体験でとまどっていた参加者たちも、「高く蹴るとバブルに当たって跳ね返っちゃうから、コロコロ転がすようにボールを蹴ったほうが良いかも」、「ゴール前はしゃがもう! そうしたら足元に転がってきたボールも防げるよ!」などなど、だんだんガチで優勝目指して本気モードに。


▲前後半のハーフタイムには、自然とチームで集まり作戦会議が発生。


▲試合の合間には、チームごとにフォトブースで記念撮影も! ちなみに、この日ベストドレッサーを受賞したのはイエローチームのみなさんでした!!

びっくりしたのが、試合をするごとにみんながどんどんうまくなっていくこと。ホントにバブルサッカー初めてなの!? と思うくらい。決着がつかず、引き分けになる試合もありました。


▲女子同士だけど、けっこう激しい戦いに……! でも、ぶつかって転んでも痛くない(むしろそれが楽しい)のがバブルサッカーの魅力。

さて、全ての試合が終わり、激戦の末にガールズバブルフェスティバルVol.4を制したのは……オレンジチーム!
2位のチームと勝ち点は同じだったものの、得失点差で1位に。


▲やったーーー! オレンジチーム優勝!! 大量得点した試合があったのが決め手でした。

そして、優勝チームには副賞が!


▲東京タワー「Tower’s Dinner」でタワービール(1杯3人前くらいあるとのこと)を1人1杯プレゼント! スポーツのあとにビールを飲めるなんて最高♪


▲最後は参加者全員で記念撮影! みんな「楽しかった〜!」と大満足!

「サッカー経験ないけど大丈夫かな?」と初めは思っていましたが、バブルサッカーにサッカーやフットサルの上手い下手は関係なし! 運動が苦手な人でも、気軽に楽しめますよ。バブルサッカー初体験の参加者の方たちも、「普段はあまり運動しないんですけど、すっごく楽しめました!」、「普通のスポーツでは味わえない感覚。またやってみたい!」など大満足。

今回は女子限定のイベントでしたが、男女混合の大会もあるそうです。今後もさまざまなイベント・大会を計画しているそうなので、気になる方はぜひ参加を!
ぶつかって転がってハジけて、自然に笑顔になれるバブルサッカー。運動が得意でなくても、思いっきりスポーツを楽しみたい! という方におすすめです!


東京タワーメディアセンター
※バブルサッカーイベント、大会等には事前予約が必要
住所:東京都港区芝公園4-4-7
最寄り駅:赤羽橋駅、神谷町駅、御成門駅、大門駅、浜松町駅

詳細はこちら

ライター:伊藤 幸(女子部JAPAN(・v・))

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2016年02月16日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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