インタビュー
Vol.
11
神木隆之介さん
宮藤官九郎監督

映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の公開に伴い、俳優の神木隆之介さんと監督の宮藤官九郎さんにインタビュー! 撮影の裏話に加え、アクティブな2人のプライベートでのおでかけスタイルを紹介♪

「どんなに疲れていてもある程度寝れば問題ナシ。お休みの日はなるべく外に出かけたいんです(神木)」

 神木さん&宮藤さんともに、普段から東京メトロ愛用者。
神木「仕事でもプライベートでも本当にお世話になっています(笑)。オフの日は買い物や食事などをするので、基本的に出かけることが多いです。(12月号の表紙を見ながら)このプラネタリウムすごいですね、どこですか?今度行ってみたいです(編集部注:コニカミノルタプラネタリウム“満天”in Sunshine City)」

宮藤「僕は普段からよく使う稽古場が中野坂上にあるので、丸ノ内線に乗りますね。神木くんがよく出かける話を聞いて思い出したんですが、今回の映画の撮影期間中にすごくハードな日があったんです。そのときに『明日撮休だけど何するの?』って聞いたら『秋葉原に行きます!』って聞いて驚きました。だって毎日現場でホコリにまみれてくたくたになってお芝居をしてるのに、休みの日になんでわざわざ人が集る場所に行くかなあって(笑)」

神木「そうですか(笑)?僕は昔からどんなに疲れていてもある程度寝れば問題ないですし、お休みの日はなるべく外に出かけたいんですよね」

 一方の宮藤さんは最近、カレーにご執心なのだとか。
宮藤「ラジオの企画で毎日カレーを食べるという企画をやっているんです。仕事で訪れた街で『カレー』で検索してお店を探すんですが、ぐるなびさんにはいつも助けてもらっていますよ(笑)。
最近食べて印象的だったのが吉祥寺の『ピワン』というお店。ここのカレーは中央に防波堤のように盛られたご飯を隔てて2種類のカレーが楽しめるというもので、最終的には混ぜて食べるんですが、すごく美味しかったです」

神木「それ美味しそうですね!僕も今度行ってみます。個人的には喫茶店のカレーが大好きなんです」

「地味で鬱屈した高校時代があったから、
この作品が生まれたのだと思います(宮藤)」

  神木さんと宮藤さんが俳優と作り手という立場で作品に携わるのは、2011年のドラマ『11人もいる!』以来。
神木「実はそのとき宮藤さんは脚本を書かれていたので、実際にお会いすることはなかったんです(笑)」
宮藤「そう、実はお互いによく知らないんですよ(笑)。だから今回の映画も『こんなに親しかったけ?』と思いながら演出していました」

 とはいえ、監督である宮藤さんが神木さんを起用したのには、ちゃんと理由がある。
宮藤「神木くんはどんな表現をしても品があるので、何をしてもらっても平気っていう信頼があるんです。地獄に堕ちても地獄を舐めてかかったり、大助を生意気に演じてもらってもムカつく奴にはならないっていう」


 これに対し神木さんも宮藤さんの描く世界を楽しんでいる様子。
神木「すごく楽しくて毎回ワクワクしながら台本を読んでいました。読むだけでこれだけ人を笑わせることができる宮藤さんは、いつも何を考えているんだろうって、読みながら思っていました。みんなが同じものを見たり聞いたりしているはずなのに、宮藤さんの手にかかると、全く別とか逆とかではなく、少しずれた部分が切り取られているとうか、その微妙な違和感から生まれるユーモアや流れが本当にすごいなあと思います」

 宮藤さんならではの"微妙な違和感"の正体は、自身の高校時代にあるという。
宮藤「僕は高校生のとき大助みたいな地味な学生だったんです。クラスの中心で常に楽しそうにしている人には見えないものが、隅っこにいた僕には見えていて、それを口に出さずにずっと溜めていたんですよね。当時からその温度差を面白がることに命をかけていたので、屈折したモノの見方しかできないのかもしれないです。まあ、そういう高校生だったからこそ、この作品があるわけですが」

 一方、神木さんの高校時代はというと…。
神木「僕は宮藤さんとは対照的に修学旅行のバスで歌ったり、クラスの人間を巻き込むタイプでした。とにかくモテたくて(笑)、努力は惜しみませんでした。徒競走で1位になるために、前日に手首と足首に重しをつけて自主練をしたりしましたから(笑)」
宮藤「前日っていうところがいいよね(笑)。普通、筋肉痛で走れなくなるもん」


photo:Mariko Tosa text:Kei Osawa styling:Keita Izuka(for Ryunosuke Kamiki)、Chiyo(for Kankuro Kudo)
Hair&Make-up:INOMATA(&’s management/for Ryunosuke Kamiki)

PROFILE & INFORMATION

神木隆之介(かみき・りゅうのすけ)1993年5月19日生まれ。埼玉県出身。
1999年ドラマデビュー。映画『妖怪大戦争』で日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞、その後も若手実力派俳優として、2012年には主要映画賞を総なめし話題となった映画『桐島、部活やめるってよ』で主演を務めるなど、映画・TVなど幅広く活躍中、2016年4月23日(土)には映画『太陽』、8月には劇場版アニメ『君の名は。』(声の出演)がそれぞれ公開予定。
公式情報はコチラ→http://artist.amuse.co.jp/artist/kamiki_ryunosuke/

宮藤官九郎(くどう・かんくろう)1970年7月19日生まれ。宮城県出身。
映画監督、脚本家、演出家、作詞&作曲家、俳優、ミュ−ジシャンなど、多くの肩書きをもつ。2002年に映画『GO』にて、第25回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を、2005年には初監督映画『真夜中の弥次さん喜多さん』で新藤兼人賞金賞を、さらに2010年には『うぬぼれ刑事』で第29回向田邦子賞を受賞。多くの人気作品を手掛けている。
公式情報はコチラ→http://otonakeikaku.jp/

映画『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』
修学旅行中、不慮の事故により若くして死んでしまった大助(神木隆之介さん)が、地獄のバンドマンである赤鬼(長瀬智也さん)らと力を合わせて、現世への復活を目指す【超絶地獄】コメディ。
出演:長瀬智也 神木隆之介、宮沢りえほか。
6月25日(土)全国ロードショー。
公式情報はこちら→http://tooyoungtodie.jp

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