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Mr.都市伝説・関暁夫が、東京の一番HOTな"伝説"を探しに都内各所に出没!
地域に伝わる謎やウワサ、不思議なお店や気になる人物など、Mr.都市伝説ならではの鋭い視点と見解で、東京を楽しむための伝説=「伝説なう」を紹介します。
更新は毎月何かが起きる"満月の日"。新しい伝説との出会いをぜひ体感してください!

【vol.01】地下鉄博物館で学んだメトロの歴史と、これからの未来について 

地下鉄博物館

どうも、Mr.都市伝説 関 暁夫です。
実は連載は今回がVol.01、ついに本編のスタートです。いよいよ動き出しますよ
レッツエンジョイ東京をぐるなびと協同運営している東京メトロのことや、東京の地下鉄そのものを知る必要を感じたので、今回は『地下鉄博物館』に潜入取材をしてきました。
決して地上からは見られない、地下に張り巡らされた線路を通して、地上を生きる人間として、僕が何を感じて何を読み取ったのか。さぁ、それではまいりましょう!

地下鉄の歴史やその裏側が楽しめる「地下鉄博物館」に潜入!

東京メトロ東西線、葛西駅の高架下にある地下鉄博物館
休日には1,000人以上が訪れるという、知る人ぞ知る東京の人気スポットでは、世界の地下鉄の歴史から、地下鉄を作る際に使われた機械、地下鉄を守っている施設や仕組みなど、普段見ることができない、言わば地下鉄の裏側が楽しめるそうです。


地下鉄博物館 関 暁夫

地下鉄博物館 関 暁夫

▲東京メトロ「葛西」駅、出口からすぐなので、雨の日だってアクセス抜群。ちなみにお隣の「西葛西」駅には、日本最大のインド人街が存在するらしい。


まずは入り口の券売機でチケットを入手。PASMOが使えるあたりもにくい演出ですね。切符を手に、地下鉄さながらの自動改札機を通過して入場していきます。電車好きにはたまらない仕掛けなのではないでしょうか。

地下鉄博物館 関 暁夫

地下鉄博物館 関 暁夫

▲入場料は大人210円、子供100円。良心的な価格なのもうれしいポイント。ソロはもちろん、ファミリーや大人数で行くのもよさそうだ。

それでは、さっそく東京の地下鉄について学んでみましょう!

地下鉄博物館 関 暁夫

世界最初の地下鉄は、1863年にイギリス・ロンドンで誕生。当時は、なんと蒸気機関車が地下を走っていたのだそうです。
そして1927年、東京の上野~浅草間2.2kmに開通したのが日本の地下鉄のはじまりです。
地下鉄の父と言われる早川徳次氏が、欧州を訪問した際に、ロンドンの地下鉄を見て、これからの東京にも地下鉄が必要だ、と動き出したのがすべての発端
当時は早川氏の先見性はなかなか理解されず、地下鉄の開通までには相当な苦労があったそうですが、そんな中でも早川氏は自分の娘に「いつかきっと、東京中がクモの巣のように地下鉄で張り巡らされる日が来るだろう」と言っていたとのこと。

まさに彼が予見していた未来が現実のものとなっている現在。
もし今の東京を見たら、彼はどのように感じ、またさらなる未来をどう思うのでしょうか。

地下鉄博物館 関 暁夫

▲地下鉄の父、早川徳治氏の銅像。彼がいなければ今の東京の地下鉄、またレッツエンジョイ東京もなかったかもしれないと思うと、足を向けて寝られません・・・(編集担当)


昔の地下鉄に触れてみる

どんどん奥へまいりましょう。地下鉄の歴史コーナーでは、開業当時の車両やホーム、改札などが再現されていて、ちょっとしたタイムスリップ感覚が味わえます。

地下鉄博物館 関 暁夫

地下鉄博物館 関 暁夫

▲入鋏パンチを使って、駅員さんが手で切符を切っていた時代の駅ごとに異なる切り口の展示や、開業当時も珍しかった上野駅の回転式改札なども。懐かしく思う人もいるのでは!?


まずは日本最初の地下鉄車両、1001号車をチェック。
日本およびアジア初の地下鉄は1927年に浅草~上野間で開業し、1939年には渋谷まで全区間に開通。その初代であるこちらの車両は、昭和初期の新しい時代の象徴でもあるようなモダニズムの雰囲気があふれ、今の地下鉄とは異なる趣を感じます。

地下鉄博物館 関 暁夫 銀座線


地下鉄博物館 関 暁夫 銀座線

地下鉄博物館 関 暁夫 銀座線

▲レトロモダンな車内には、当時の乗客をイメージした蝋人形がいるのでビックリしないように(笑)。シートや木枠の窓、リコ式というタイプのつり革など、今見てもとてもカッコイイ!


続いて戦後を走った赤い電車、丸ノ内線へ。
1954年1月に丸ノ内線 池袋~御茶ノ水間が開業し、2014年に60周年を迎えた丸ノ内線。杉並区出身の僕にとって、この赤い車両はとても懐かしく親しみのある電車です。覚えている方も多いのではないでしょうか?

地下鉄博物館 関 暁夫 丸の内線

地下鉄博物館 関 暁夫 丸の内線

▲車内はごくシンプル。銀座線に比べてだいぶ近代化されて、現代の車両に近づいているのが見られる。

「地下鉄をつくる」裏側を拝見!なんと化石やまぼろしの駅も!!

次は地下鉄を作る際の裏側を確認してみましょう。
このコーナーの中央に設置されているのが、シールドマシンカッターディスクという、実際に副都心線の建設工事で使用された掘削機。かなりの迫力です!

地下鉄博物館 関 暁夫 シールドマシン

▼実際の工事でも使われたというシールドマシンカッターディスク。「もしも現代文明が滅びて、新たな生命体とされるものがコレを見たとき、地下鉄を掘ったものだってわかるかな?」とミスター談。


地下の発掘途中に発見された化石も展示されています。
なんと1万年以上前に絶滅したナウマン象の骨や歯、また昔の人の生活を支えていたであろう木樋(もくひ)など、貴重な出土品を見ることができます。

地下鉄博物館 関 暁夫 遺跡発掘


地下鉄博物館 関 暁夫 ナウマン像

地下鉄博物館 関 暁夫 木桶

▲約5万年前のナウマン象の椎骨は、1959年日比谷線三ノ輪付近で、木樋という水道管のようなものに使われた木製のといは、1954年に丸の内線大手町付近にてそれぞれ発見されている。


そして、気になるまぼろしの駅についての資料も公開されています。
このまぼろしとされる新橋駅は、1939年に8ヵ月だけ使用された旧東京高速鉄道の新橋駅のホームにあたり、通常は非公開で見ることも入ることもできないが当時のままに残されている、まさにまぼろしの駅。

地下鉄博物館 関 暁夫 まぼろしの新橋駅

▲地下鉄開通80周年の記念イベントで、一度だけ一般に公開されたというこのまぼろしの新橋駅。電車好きにはたまらない貴重な資料や写真は必見!

思った以上におもしろい(笑)。「地下鉄プレイランド」ゾーンへ!

いよいよ館内のメインともいえる、「地下鉄プレイランド」のエリアへ潜入。
ここでは実際の千代田線車両を使った運転シュミレーターがあり、本物と同じ運転席で、運転中の揺れや景色も感じながら、地下鉄運転のバーチャル体験が楽しめます。
これ、想像以上におもしろいですよ!

地下鉄博物館 関 暁夫 シミュレーター


地下鉄博物館 関 暁夫 シミュレーター

地下鉄博物館 関 暁夫 シミュレーター

▲大人が楽しめる本格派。Mr.都市伝説も「ずっとやっていられる」と、撮影中、まったく電車から出てきませんでした(笑)


ここで注目して欲しいのが運転席のハンドル部分。両手で操作する手動型からワンハンドルのレバー、そしてこれからはボタンひとつで操作することが可能となるのだそうです。
ここでもシステム化が進み、ハンドルがなくなり、いずれはすべてが自動化される未来もそう遠くないのかもしれません。
まるで現代人にもあてはまるかのようですが、機械と地上を生きる人間は違います。
誰かに決められた人生にならないように、人間として自分自身のハンドルをしっかり握って進んでいくことを忘れないでほしいですね。

地下鉄博物館 関 暁夫 ハンドル

地下鉄博物館 関 暁夫 ハンドル

▲手動からワンハンドルのレバー、そしてボタンひとつに進化する運転席のハンドル。自分の人生のハンドルだけは、誰かに管理されることがありませんように…。

システム管理により守られる地下鉄の安全性。果たして人間は…?

さぁ、ここからは地下鉄だけにちょっと深い話に迫ってまいりましょう。

地下鉄博物館 関 暁夫 総合指令所

地下鉄の全駅・全路線を管理する、総合指令所体験コーナーがある「地下鉄をまもる」ゾーンへ。
総合指令所とは、リアルタイムな運行状況などをシステムで管理し、地下鉄が安全に走るためのあらゆることをコントロールしている重要な施設。
実際の指令所も都内のどこかに存在するのですが、その場所は公表できません。なぜなら、テロや攻撃の標的になる可能性があるから。

そして、ここで僕からの大事な話に入ります。
どの車両がどこを走り、どういう状態かをすべて把握・管理して、安全を守られている地下鉄システムと同様に、携帯電話やマイナンバーなど、現代人も管理されている時代
機械と同じように、ただ無意識に管理されてしまっている人はいませんか?

地下鉄博物館 関 暁夫 総合指令所

▲リアルタイムの地下鉄運行状況が一目瞭然。電車や乗り物がこのようにしっかり管理されていれば安心だが、人間も同じように誰がどこで何しているのかを見られていると考えると…恐ろしいですね。

地下の進化を見て、地上の人間が今考えるべきこととは?

地下鉄博物館 関 暁夫 地下鉄の未来

最後に副館長の和田さんに地下鉄のこれからのことや安全対策に関する話を聞きながら、東京の街並みとその地下に広がる地下鉄全路線が再現された大型ジオラマ「メトロパノラマ」の見学へ。
日頃見ることのできない、都会の地下張り巡らされたレールを見て、今、地上の人間が考えなくてはいけないこととは?

地下鉄博物館 関 暁夫 地下鉄の未来

近年、世界各国でテロや災害など、いろんなことが起こっています。
ウワサでは天災も人為的に行われているという話もありますよね。
そんな時代、何も考えず、地上の目に見えないレールを歩かされてはいないでしょうか。
今こそ人としての選択肢を持って、自分でハンドルを握り、自身で道を開ける環境を作っていかなければなりません。

明るい未来、次世代を担う子どもたちのために、今大人たちが真剣に、未来について考えなければいけない時代が来ているのです。

地下鉄博物館 関 暁夫 地下鉄の未来

▲次世代を作っていく子どもたちの明るい未来のために。すべての人生のハンドルは自分で握って運転していくのだ!





地下鉄博物館 関 暁夫 伝説なう

地震や災害に対して、地下鉄はすでに備えていますよ。
みなさんは平和ボケしていませんか?明るい未来のために、自分で考え、自分で動き、すべてに対して、備えてくださいね。


信じるか信じないかはあなた次第です!





地下鉄博物館 関 暁夫 おみやげ

▲P.S.(おまけ) 博物館内の売店「ミュージアムショップ」には、電車を模したグッズがたくさん!ぜひ寄ってみてね。
2016年1/11(月)まで、「地下鉄建設の歴史展」~東京の地下鉄を中心として~も開催中。ソロではもちろん、ファミリーで子どもと一緒に来ても楽しめるよ♪




今回紹介したスポット

地下鉄博物館

TEL.03-3878-5011

  • 東京都江戸川区東葛西6-3-1 地下鉄東西線葛西駅高架下
  • 10:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 毎週月曜日(祝日・振替休日と重なる場合の月曜日は開館し、その翌日を休館とします) 年末年始(12月31・1月1日)

場所葛西


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本連載にちなんで、スペシャル動画を配信しています。
Mr.都市伝説 関暁夫がオーナーをつとめる自由が丘のセキルバーグカフェから、撮影のウラ話やウワサの都市伝説まで、MADな仲間たちとともに楽しい動画をお届けします。
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⇒『セキルバーグランド』HPはコチラ

2015年12月中吊り・ポスター掲載記事

次回もどこかに出没予定!満月の日の更新をお楽しみに~

過去の伝説一覧はコチラ


撮影/中河原理英  Special Thanks/吉田良晴、秋田依子

関 暁夫

Mr.都市伝説
関 暁夫(せきあきお)

プロフィール
豊富な知識と独自の見解、力強い語り口でおなじみの都市伝説テラー。TV東京『やりすぎ都市伝説』でのレギュラー出演ほか、累計250万部発行の『Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説』シリーズ(竹書房)など、自身の著書も多数。
よしもとクリエイティブエージェンシー所属。東京都杉並区出身。

⇒『セキルバーグランド』オフィシャルHP

今回訪れたスポット

地下鉄博物館
住所:東京都 江戸川区 東葛西6-3-1 地下鉄東西線葛西駅高架下
電話:03-3878-5011
⇒ スポット詳細はこちら


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関 暁夫

[vol.00]都内最強のパワースポット「大宮八幡宮」
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