こんな短距離で新幹線?という印象ですが、JRの普通列車で新横浜-品川間を移動すると約37分かかるところ、新幹線ならたったの11分。

さらに最低でも1回は乗り換えがあるところ、新幹線ならノンストップで乗り換えなし。

横浜アリーナでのライブやスポーツ観戦の帰りや、時間が惜しいサラリーマンなど、実は重宝されている区間なのです。

新幹線=高いというイメージがあるかもしれませんが、新横浜~品川間の1駅なら自由席でトータル1,270円。この区間に乗ってプチ旅行気分を味わってみたいと思います。

さて、早速新横浜駅にやってきました。スーツケースを持った人や外国人の方も多く、旅行気分が高まります。

新横浜駅のきっぷうりば内にある自動券売機のうち、一番左の2台はなんと「品川・東京駅」専用!それだけ、この区間だけの利用者も意外といるのですね。

「新横浜~品川・東京」専用なので、券売機の画面もシンプルできっぷも買いやすかったです。

それでは早速改札に入ってみましょう。

改札内には待合室や売店もあります。コーヒーやサンドイッチを買って車内で食べるのもいいですね。ただし、今回の乗車時間は約11分です。

さすが新幹線の改札内、いろいろな駅弁も売っていて眺めているだけでもワクワク。車内で食べる時間はないですが、持ち帰り用に買ってもいいかもしれませんね。

待合室の中にカウンター席も発見。ここなら一人でもゆっくり新幹線を待つことができます。コンセントもあるので便利です。

新横浜駅と品川駅は「のぞみ」「ひかり」「こだま」全てが停まります。ただし自由席の両数が異なるので案内をよく確認しましょう。

新幹線が入ってきました!普通の在来線とオーラが違いますね。

いよいよ、乗りこみます。

東海道新幹線の主力車両「N700系」の普通車。明るくてすっきりした車内です。暖かい色の室内灯で落ち着きもあります。

気づかないうちに静かに発車。2人掛け席に座って窓側の景色を堪能するとしましょう。平日の午後~夕方は隣に人が座るほど混まない列車も多く、一人旅にオススメです。

新幹線プチ旅行スタート!都心の景色もいつもとちょっと違って見える気がします。

もし車内販売がやってきたらぜひ食べたいのが、このいわゆる“スゴイカタイアイス”!乳脂肪分が高く、最初とても固いアイスクリームです。東海道・山陽新幹線の、車内販売や一部の駅でしか買えないレア商品です。

バニラ味を注文。この日もとても固く、周りから少しずつ食べました。濃厚な味わいで美味しい!流れゆく車窓を眺めながら頂くアイスクリームは格別です。

…と思ったらもう品川到着の放送が!ほとんど食べる時間の無かったアイスは一度ふたをして袋に入れます。

乗車時間わずか11分。あっという間に品川駅に着いてしまいました。

プチ旅行も一瞬で終了…

残りのアイスクリームは駅の待合室で頂きました。この北口改札内の待合室には皆さんご存知のカフェチェーン店舗が併設されているのでオススメ!

先ほどの”シンカンセンスゴイカタイアイス”ですが、2017年2月中は「ベルギーチョコレート」味も期間限定で販売されています。

こちらも“スゴイカタイアイス”でした。味もバニラ味同様濃厚な味に仕上がっていますよ。



みなさんもぜひ、あえて『1駅』だけ新幹線に乗って特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか!

※2017年2月16日時点の情報です。施設の情報、内容等は変更になる場合があります。

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2017年02月16日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。