今回は「鎌倉江ノ島パス」というものを使いました。江ノ電で藤沢から江ノ島まで行くと、通常片道300円。往復するだけで600円かかりますが、この切符を使うと鎌倉・江ノ島エリアのJR線・江ノ電・湘南モノレールが1日乗り降り自由で、おとな700円というとてもお得なきっぷです。

なお、このきっぷはJR藤沢駅・大船駅・北鎌倉駅・鎌倉駅のみでの販売なので注意が必要です。自動券売機で買うことができます。

江ノ島に向かうにはあえて王道の江ノ電を使わず、湘南モノレールで向かうルートが“鉄道新聞的”にはオススメ。

もちろん後ほど江ノ電にも乗りますが、あまりにも人気なため特に鎌倉から乗ろうとするとかなり待つ事もあります。しかしモノレールなら並ばずに乗ることができました。

湘南モノレールはレールに車両がぶら下がって走るシステム。下に線路が無いのが不思議な感覚。スピードも速く、カーブでの振り子のような独特な揺れもあいまって、まるでジェットコースターに乗っているかのよう!

乗ること15分、終点の湘南江の島駅に到着。駅を出てすぐの所に江ノ電の江ノ島駅があります。

その江ノ島駅のすぐ目の前に、1つ目の江ノ電ビュースポット「Cafe 610」があります。

平日昼前が落ち着いていて、ソロ活にはオススメ。なぜならじっくり江ノ電を眺めることができるからです。お得な650円のケーキセットを注文しました。

そしてしばらくすると踏切が鳴り、窓すれすれに江ノ電が通過!

2階席からも江ノ電が見える、とお店の方に教えて頂き、行ってみました。

1階とはまた違った目線で江ノ電ビューを堪能できます。車内までよく見えます。

さて江ノ島駅から線路沿いに少し歩いた所にある2つ目の江ノ電ビュースポットは、お店の中に本物の江ノ電が入っちゃった!?和菓子屋「扇屋」です。

中にお邪魔すると…店内にも江ノ電の看板や時刻表などがいっぱい!

そしてこのお店の名物が「江ノ電もなか」です。

中身はこのようになっています。10個入りで5種類の味が楽しめます。パッケージも可愛い!

この「扇屋」の真向かいを江ノ電が通り抜けますが、その際近年では滅多に聞けなくなった「鐘を叩いて鳴らす昔の踏切音」を聞く事ができます。

江ノ島駅の1駅隣、腰越駅から江ノ電に乗車。途中とても美しい車窓が楽しめます。

3つ目のスポットは腰越駅から鎌倉方面に3駅行った、稲村ケ崎駅近くのカフェ。

赤茶色の建物が目印のお店「ヨリドコロ」です。暖かい日はテラス席で江ノ電を眺めながら一人黄昏ることもできそうです。

今回は店内でランチを注文。4席ある窓向きのカウンター席に座れば、大きい窓でも収まりきらない迫力の江ノ電を眺めながら食事ができます。

この日のおすすめは鯖のみりん干し定食。店員さんの一押しとあって、鯖は外はサクサク・中はフワフワで美味しかったです!

続いてのスポットは稲村ケ崎駅からさらに鎌倉方面へ2駅、長谷(はせ)駅から少し歩いたところにある神社「御霊神社」です。踏切を渡るとすぐに入口の鳥居があります。

鳥居と電車がこんなに近くにある光景は珍しいです!

江ノ電の珍しい光景をもう1つ。和田塚駅前にはお店の入り口が江ノ電の線路の目の前にある甘味屋さんがあります。近くの踏切は遮断棒や警報機が無いので注意して渡りましょう。



建物と線路が近い江ノ電ならではのビュースポット、その迫力は鉄道ファンでなくても楽しめるハズ!ソロ活ならではの一味違った切り口の鎌倉・江ノ島めぐりを、是非楽しんでみては如何でしょうか。

※2017年1月16日時点の情報です。施設の情報、内容等は変更になる場合があります。

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