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2017/2/19

日本橋からお江戸へGO!?日本最古のかつお節店ほか歴史好き必見のおひとり様TOKYO観光

日々進化を続ける東京も、その歴史や由来を知れば何倍も楽しくなる!ということで、江戸に詳しすぎるタレント、“お江戸ルほーりー”こと堀口茉純さんを案内人に迎え、歴史好き女子のため江戸時代の名残をとどめる東京を巡ります。今回の舞台は日本橋。商業・文化の中心地として栄え、伝統と新しさが共存する日本橋の魅力を、江戸時代の歴史とからめてご紹介。

日々進化を続ける東京も、その歴史や由来を知れば何倍も楽しくなる!ということで、江戸に詳しすぎるタレント、“お江戸ルほーりー”こと堀口茉純さんを案内人に迎え、江戸時代の名残をとどめる東京を巡ります。今回の舞台は日本橋。商業・文化の中心地として栄え、伝統と新しさが共存する日本橋の魅力を、江戸時代の歴史とからめてご紹介。

日本が誇る天下の名橋は必見!/『日本橋』


ツアーのスタートは、日本橋駅。まずは、地名の由来にもなっている『日本橋』の周辺を散策♪


日本橋

▲現在の『日本橋』は明治時代に架けられた19代目。連なるアーチが美しいルネサンス様式で、国の重要文化財に指定されています。


最初に『日本橋』が架けられたのは1603年、江戸幕府が成立した年。まさに江戸時代の始まりを象徴する場所なのです。

当時は木造だったため、何度も火事で焼け落ち、そのたびに再建されてきたそう。現在の石造りの橋は、1911年に完成した19代目。歴史を物語るものとして、今も大切に保存されています。

橋の上からの眺めはもちろん、船から見上げた時の眺めを考慮したデザインも見事!


日本橋

▲歌川広重の「東海道五十三次」に描かれ、現在も日本三名橋に数えられる『日本橋』。堀口さんも江戸時代に思いをはせてうっとり♪


「江戸時代、橋の上から西を見れば富士山と江戸城が、東を見れば江戸湾の朝日が一望できたそうです」と堀口さん。

すぐ上を首都高が走り、屋根のように覆っている今ではちょっと考えられませんが、昔は絶好のビューポイントでもあったんですね。


日本橋

▲『日本橋』から見上げれば首都高が。周囲の様子は変わっても、今も多くの人や車が行きかう橋なんですね。


『日本橋』は江戸時代の主要な5つの街道「五街道」の起点であるだけでなく、現在の国道の起点ともなる場所。橋の中央にある「日本国道路元標」のプレートからは、全ての道がここから始まったことが伺えます。



麒麟の像

▲橋の真ん中には、青銅製の照明灯を飾る『麒麟の像』。橋の両側に2体ずつ設置されています。


現在の道路標識でも、「東京まで●●km」という表記は、多くの場合が『日本橋』までの距離を表しているんだとか。

ここを起点とし、日本中に飛び立っていくという願いが込められた『麒麟の像』には翼のような背びれが付けられているんだそうです。




築地よりアツかった!?「魚市場発祥の地」日本橋


日本橋

▲『日本橋』を覆う首都高。獅子が前脚で押さえているのは東京都のマーク。


江戸幕府開府とともに城下町となった日本橋。堀口さんによれば、当時、物資は大量輸送が可能な水路を利用して江戸に運び込まれたので、船が発着する川岸が市場の中心地になったのだとか。

中でも日本橋は「魚と言えば日本橋」と言われるくらい魚市場が栄えていたのだそう。


「魚市場発祥の地」の石碑

▲三越前駅B6出口すぐにあるのが「魚市場発祥の地」の石碑。向かって左後ろに見えるのが「乙姫の像」。


江戸時代の日本橋魚河岸は、徳川家への鮮魚献上を命じられた漁師たちが集まった場所。そこで余った魚介類を町人にも売り始めたのが、魚市場の始まりといわれているとのこと。

「日本橋川沿いの魚河岸は、江戸で最も活気のある場所のひとつとされていたんですよ。1923年に関東大震災の被害で築地に移転するまで、魚といえば日本橋だったんです」と堀口さん。

石碑とともにあるのは、乙姫をイメージした像。「龍宮城の住人である海の魚が、ことごとく日本橋に集まった」という意味を込めて作られたんだとか。江戸時代の人は、何とも洒落が効いたことを思いついたんですね♪



江戸時代から続く老舗が!魅惑のかつお節ワールドへGO♪/『にんべん 日本橋本店』


にんべん 日本橋本店

▲「コレド室町1」 内にある『にんべん 日本橋本店』。なんと江戸時代から続くかつお節店です!


江戸時代はかつお節やかつおの干物を扱う店も多く、日本橋エリアだけで26軒ものかつお節店がひしめきあっていたそう!激戦区だっただけあり、今でも老舗が多く残っています。

現在も日本橋には江戸時代創業のかつお節店があり、その最古参が1699年創業の『にんべん』。家庭料理には欠かせないかつお節、だしなどを豊富に扱い、今も多くの人に親しまれている老舗です。


にんべん 日本橋本店

▲「イ」の字に曲尺(かねじゃく)の形を合わせた『にんべん』のロゴは、江戸時代から続くもの。風にはためくのれんにも貫禄を感じます。


創業時の『にんべん』の屋号は「伊勢屋伊兵衛」。伊勢屋と伊兵衛の「伊」の字に共通する「イ」つまりにんべんと、堅実な商売を意味する曲尺の形を組み合わせたマークを、のれんに染め抜いていました。

マークに慣れ親しんだ町人の間で、いつしか「にんべんさん」という呼び名が定着。やがて正式な社名になったんだそう。愛称が正式名称になっただなんて、素敵ですね。


にんべん 日本橋本店

▲まるで海外のデリのようにスタイリッシュな店内。洗練されたデザインの商品が並ぶ陳列棚はとてもオシャレ。


すっきりとした清潔感あふれる和モダンな空間には、優しく濃厚なかつお節のいい香りが漂います。堀口さんも思わず「いい香り!」と笑顔。

削る前のかつお節(本節)から、気軽に使えるだしパック、削り粉、つゆ、炊き込みご飯の素など、さすが専門店といった豊富な品ぞろえです。


にんべん 日本橋本店

▲ひきたてのだしの香りを極めた「薫る味だし(かつお/かつおと昆布)」(各540円/6袋入り、13袋入りもあり)


にんべん 日本橋本店

▲板海苔感覚で使える「手巻きかつお(かつお/かつおと昆布入り)」(2ツ切り/各368円、4ツ切りサイズもあり)


濃厚でコクのある出汁がとれる“厚削り”、料理に華を添える“糸削り”など、用途別のアイテムがわかりやすく並んでいます。だしに馴染みがない女子も、楽しく商品を選べそう。



にんべん 日本橋本店

▲産地別のかつお節が入った樽の向こうには「削り場」が。最高級品である本枯節を削る作業が見られます。


店内の「削り場」では、プロの削り師がかつお節を削ったり、削り節をパック詰めしたりする様子を、ガラスごしに眺めることができます。

削りたてのかつお節の試食もできるので、見て、味わって楽しんで。



にんべん 日本橋本店

▲削りたてのかつお節を試食!驚くほど風味の違いが実感できて、感動すること間違いなし!


かつお節といえば、結婚式の引出物の定番。その由来をご存知ですか?

背側の身を使ったものを背節、別名「雄節(おぶし)」、腹側の身を使ったものを腹節、別名「雌節(めぶし)」と呼ぶことから、2つがぴったり合わさる様を夫婦円満の象徴としたのだそう。



にんべん 日本橋本店

▲真空パックされたかつお節(100g/723円~1,500円程度、写真のものは219g/3,548円)。開封後はラップで包むかチャック付きのポリ袋に入れて冷蔵庫で保管するのがオススメ。


また、「勝男武士(かつおぶし)」という字が当てられることから、武士が戦に出るときに武運を祈る縁起物として扱われていたことも。昔から、縁起のいい食べ物として親しまれてきたんですね♪

料理店では「客の顔を見てから削れ」と言われるほど、かつお節は削りたてが一番おいしいもの。堀口さん、かつお節削りが体験できると聞いて挑戦することに。



にんべん 日本橋本店

▲お店のスタッフが、上手な削り方のコツを丁寧に教えてくれます。


にんべん 日本橋本店

▲削り器がスケルトンだから、削れる様子が見えます。


お店のスタッフからのアドバイスもあって、意外なほどスルスルと削れるかつお節。女性でも楽々と削れます。



にんべん 日本橋本店

▲「削れる感触が手にダイレクトに伝わってくる!」と、楽しそうな堀口さん♪削り器のフタを開けると、いい香りがふわっと広がります。


充実の商品ラインナップとかつお節削り体験を楽しめるだけでなく、店内には世界最古ともいわれる商品券や創業者の紹介なども飾られています。お買物以外にも見所が多く、退屈するヒマがありません。



世界初の銀製商品券

▲店内には、徳川時代末期に流通した銀製商品券のレプリカが。かつお節型で、“イの切手”と呼ばれていたそう。


お店には“一汁一飯”をコンセプトにした「日本橋だし場 NIHONBASHI DASHI BAR」も併設。



世界初の銀製商品券

▲かつお節の出汁や軽食が気軽に楽しめるスタンディングバー「日本橋だし場」。


旨みたっぷりのお出汁や、炊き立てのご飯にかつお節をのせた「かつぶしめし」などが味わえるのも、女子には嬉しいポイント♪


かつお節だし

▲「かつお節だし」(100円)は、スープのように出汁を楽しめる1杯。温かい出汁は冷えた体にしみる~!


世界初の銀製商品券

▲かつお節の出汁を効かせた「手焼き風玉子焼き」(150円)は、串にさして食べられるカジュアルスタイル。


まずいただいたのは「かつお節だし」。プロが丁寧にとった本物の出汁は、「かつお節だけでこの味が出るの?」と驚いてしまうほど豊かな風味。改めて、和食の奥深さを感じられるはず。


にんべんはっぴ

▲特別に、にんべん印のはっぴを着用♪気分はすっかり、江戸の女将!?


最新著書『江戸はスゴイ~世界一幸せな人びとの浮世ぐらし~』(PHP新書)の中で、「にんべん」を“アイデアの光る有名店”と記している堀口さん。「ロゴといい、商品券といい、発想力が素晴らしい。お出汁をドリンクとして提供する斬新なアイデアも、社風の賜物なのかもしれませんね」。

江戸時代に思いをはせる、粋でオトナなソロ散策♪ ひとりのご褒美時間を楽しみたくなったら、知れば知るほど奥が深い、古くて新しい日本橋を訪れてみませんか?


にんべん 日本橋本店

住所:東京都中央区日本橋室町2-2-1  COREDO室町1・1階
TEL:03-3241-0968
営業時間:10:00~20:00(12月31日は10:00〜18:00)
※日本橋だし場 ~19:00、ランチメニュー11:00~14:00
定休日:COREDO室町1に準ずる
最寄駅:三越前



◆取材・記事監修/堀口茉純

2008年、江戸文化歴史検定1級に史上最年少の25歳で合格。これを機に江戸に詳しすぎるタレント、“お江戸ルほーりー”として活動を開始。『新選組グラフィティ 1834-1868』(実業之日本社)、『江戸はスゴイ』(PHP新書) 、『TOKUGAWA15』(草思社)など著書多数。

【Twitter】@Hoollii
【オフィシャルサイト】堀口茉純 / 堀口ますみ|オフィシャルWEBサイト



取材・文/佐々木志野


※2017年2月19日の情報です。価格や商品在庫は変更になる場合があります。
※価格は全て税込み価格です。


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