漫画喫茶というと年齢層が比較的低いイメージで、大人になるとちょっと敬遠しがちになりませんか? しかし、そんな思いを抱えるような方でも気軽に行ける、いや、むしろ積極的に行きたい!と思える漫画喫茶が、池袋に誕生したという情報をキャッチ! なんと18歳未満入店禁止という、完全大人向けの漫画喫茶なんだとか。ソロ活歴1年のライター高橋が、話題の大人の漫画喫茶とはどんなところか、体験レポートしてきました!

プライバシーを守ってくれる完全オートロックの個室はまるでホテルみたい!


今年8月にオープンした、大人のための漫画喫茶「ハイリーファイブ カフェ」。JR池袋駅から徒歩2分ほどの場所に位置する漫画喫茶激戦区のこの街で、オープン以来早くも人気を博しています。
その理由は、今までの漫画喫茶と一線を画す、“大人仕様”に徹底したブレないコンセプト。店内は、明るくおしゃれな雰囲気なうえ、18歳以上しか利用できないというのが、勉強や仕事目的で利用したい社会人や、落ち着いてゆっくり過ごしたい大人にとっては嬉しいポイント。


▲間接照明を配した渋いウッディ調の内装はブルックリンをイメージしたそう


煉瓦造りの本棚には、コミックマイスターが人気・面白さ・将来性を独自の基準で厳選したコミックがずらりと並びます。漫画を久しぶりに読むという人でも、きっと夢中になってしまうような、自信の作品だけを並べているのだとか。


▲コミックマイスターが厳選する2万冊以上の作品が本棚にぎっしり!


全51室ある部屋は、すべてオートロックの完全個室。よく漫画喫茶のつくりにありがちな、上からのぞかれそうな隙間などは一切なく、プライバシーが守られています。これなら、女性一人でも安心して仮眠ができるし、貴重品も部屋に置いたまま漫画を選びに行けるので、リラックスした時間を過ごせそう。


▲各個室へ入る廊下は、まるでホテルのような高級感漂うデザイン


利用方法は、最初のみ対面式の会員登録が必要で2回目以降はすべてコンピュータでのやり取りOK。WEB予約で好きな個室を選び、ICカードを使用してオートチェックイン、チェックアウトができるので、わずらわしい待ち時間などは一切なくスマートに自分の時間と空間を利用できます。
料金は、基本は1時間540円。平日9~18時のフリータイムは何時間利用しても1620円~、ホテルのように利用したい人は、19時~23時までのチェックインで最大12時間まで3780円などのプランもあります。


▲エントランスで受け取ったカードキーをかざすと鍵が開くシステム


部屋は、大きく分けて4タイプ。ゴロンと横になれる「フラットルーム」、仕事がはかどりそうな「チェアルーム」、32インチのテレビが導入されている「シアタールーム」、最新のジョイサウンドMAXが入った「カラオケルーム」です。
どの部屋も縦の長さを180cm以上確保しているので、背の高い男性でも足をゆったり伸ばしてのびのび過ごせます。シアタールーム用には20本のDVDの貸出しの他、1000タイトル以上の映画・動画が視聴可能なビデオオンデマンドもありますよ。


「会社帰りに一人で一杯飲みたい」「一人でボーっとする時間がほしい」「終電を逃しそう」なんてときに、ネットでサッと予約をして利用するソロ利用者が実際、多いみたいです。私もこれから使いたい!


▲リクライニングシートと広いデスクが入った「チェアルーム」

お酒も飲めて、食事も充実。読書をしながら、ほろ酔い気分でソロ利用♪


また、食事メニューやドリンクが充実しているのも特徴。売店では、ワインやシャンパン(ボトル1980円~)、ビール(380円~) などのアルコール類や、近年流行している野菜たっぷりのジャーサラダ(680円~)、輸入もののスナック菓子などフード類も豊富に揃っています。
なかでも人気なのが、1日16個限定の「Mom(マム)プリン」410円(税込)。フランスで修業をしたパティシエが、何度も試作をして完成させたというオリジナルのプリン。ママの手作りの懐かしさを感じるよう、添加物は一切不使っていないのだとか。その場で食べなくても、帰りにお土産として買って帰る人も多いそうですよ。


もうひとつ、こちらに来たら絶対に食べておきたいのが一番人気の「ハイリ―ドック」680円(税込)。ドイツ直輸入の噛みごたえのあるスティックプレッツェルに、農林水産大臣賞を受賞した“やまと豚”を使用したジューシーなソーセージをはさんだボリューミーなホットドックです。フードは店内で機械を通してオーダーをすると部屋まで持ってきてくれるのでラク♪


▲グルメ通も納得の充実のアルコール&フードメニューが揃っています


そして、ドリンクバーならぬ、セルフアルコールバーがあることも魅力。生ビール(モルツ)をはじめ、焼酎、チューハイなど、約20種類のお酒をセルフで楽しめます。蛇口をひねるだけで出るハイボールなんてものもあって、一人でバーテンダー気分を味わえますよ。


▲セルフアルコールバー。通常1時間1080円で利用でき、10分延長ごとに108円料金が加算されます


▲自動のビールサーバーも。誰にも邪魔されないから、会社帰りにお酒を飲みたいときにオススメ


ほかにも、ブラジル産とインドネシア産のコーヒー豆を使った淹れたての贅沢なカフェラテ291円(税込)やエスプレッソ259円(税込)などもあり、上質なカフェタイムも約束してくれます。こちらはカフェコーナーのカウンターにてオーダー可能。読書の時間に浸りながら、香り高いコーヒーをゆっくりいただける一人の時間は、最高にラグジュアリーな気分を誘ってくれました。



(まとめ)

ここはとにかく綺麗で高級感満点で、漫画喫茶のイメージがいっきに変わりました。美味しいコーヒーと美味しいお酒をこよなく愛す私も、ここでなら、大満足してリラックスした時間を過ごせそうです。休日をここでまるまる一人で過ごせば、パワーがチャージできそうな気がします。カフェやバーなどで過ごすより、完全に一人になれるので、リフレッシュしたいときに最適ですよ。ぜひ大人の皆様、利用してみてくださいね!



ハイリーファイブ カフェ

電話:03-3980-3733
住所:東京都豊島区1-40-2池袋旗ビル5~7階
営業時間:24時間 年中無休
最寄駅 池袋駅
スポット詳細



ライター:高橋瑞穂(女子部JAPAN(・v・))
※2015年11月時点の情報です。メニュー、価格等は変更になる場合があります。


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