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浜口陽三・植田正治二人展 夢の向こうがわ

  • 2010/07/03(土) ~ 2010/09/26(日)
  • ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
  • 水天宮前駅
    日本橋
    展示・展覧会
  • 浜口陽三・植田正治二人展 夢の向こうがわ_1

    砂丘人物 植田正治 1950頃 ゼラチンシルバープリント

  • 浜口陽三・植田正治二人展 夢の向こうがわ_2

    雲 浜口陽三 1958 メゾチント

出品点数/浜口陽三[銅版画約20点] 植田正治[写真(代表作を中心に)約40点

日本を代表する写真家の1人・植田正治(1913-2000)は、戦前から故郷の鳥取県で作品を発表し、特に1950年代の「砂丘シリーズ」「童暦シリーズ」において、独特の創造世界を確立しました。モノクロの世界に繰りひろげられる、卓越した構図とモダンな感覚の調和したスタイルは、現在のヨーロッパでも、「ueda-cho」(植田調)という言葉が通用するほどの評価を得ています。2005年にはスイス、フランス、スペインで巡回展が開催されました。

一方、浜口陽三(1909-2000)は1950年代、パリで銅版画のカラーメゾチント技法を完成させ、光を含んだ柔らかな深い闇と瞑想的な静物の表現に行き着きます。静謐な作風は、他の追随を許さず、世界的なコンクールで受賞歴を重ねて今なお世界的な版画家として知られています。

銅版画と写真は、制作方法のまったく異なる表現手段です。気の遠くなるような時間をかけて金属を刻んでゆく、手仕事に近い浜口の銅版画と、世界を己の観念に引き寄せて一瞬を捉え、プリントの工程において作品性を打ち出してゆく植田の写真。二人の探究心は終生とどまることがありませんでした。それぞれの分野において20世紀を先導してきた巨匠たちの作品を併せてお楽しみ下さい。夏の日のひととき、軽やかに心の旅に出てみませんか?

【会期】 2010年7月3日(土)~9月26日(日)
【時間】 11:00~17:00(最終入館16:30。土日祝は10:00開館。)
【休館日】月曜日(7/19、9/20は開館)、7/20、9/21、夏期休館(8/9~8/23)
 ※9/11(土)は講演会の為13:00以降は展示が見られません。
【会場】 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション1F、B1F
【入館料】大人600円 大学・高校生400円 中・小学生200円
【主催】 ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション
【お問い合わせ】 03-3665-0251

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