鎌倉が誇る貴重な有形文化財
三方を緑の自然に囲まれ、前面に由比ヶ浜の海を望む絶好のロケーションとともに、鎌倉が誇る貴重な有形文化財でもある鎌倉文学館。
江ノ電由比ヶ浜駅から徒歩7分ほどですが、閑静な住宅街の一等地に位置し、駅から辿る道筋の景観も素晴らしいものがあります。
堂々たる構えの正門が近づくにつれて、豊かな緑に包まれるその雰囲気を楽しむだけでも、おでかけ気分は十分に満たされます。
文学館として活用されている建物は、かつてのNHK大河『利家とまつ』でもおなじみ“加賀百万石”前田家の系譜である旧前田公爵家の鎌倉別邸でした。
現在の建物は、1936(昭和11)年に洋館として全面改築されたもので、三島由紀夫が『春の雪』の舞台となる別荘のモデルにしたことでも知られています。
和と洋、クラシックとモダンが絶妙に融合したその佇まいは、鎌倉の別荘建築を代表するものです。
半六角形の張り出し窓、半円形欄間の飾り窓、パラペットの装飾、ベランダの手摺に洋風のデザインを導入している一方で、切妻屋根と深い軒の出など、伝統的な日本建築様式も。
昭和初期の建造物ならでは気品と格調をそのままに、他に例を見ない圧倒的な存在感を放っています。
建築用材は塩害に強いチーク材を使用しているそうです。
戦後にはデンマーク公使が別荘に借用し、1964(昭和39)年からは、元首相の佐藤栄作氏が、亡くなるまで週末の静養地として使っていたことでも有名です。
そんな鎌倉文学館では、ただいま「ばら祭り」が開催中!
GW初日に訪れた時にはまだ殺風景だった広いお庭には、色も形も様々な200株以上の薔薇たちが今を盛りに咲き誇り、まるで別世界でした。
気持ち:すてき!
GOOD:4
コメント:1
投稿日:2008/05/29 01:34:17
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