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by art_staffさん
 

アジア初登場!「テオ・ヤンセン展ー新しい命の形ー」展覧会レポ

気持ち:びっくり!   最寄駅日比谷駅
 
オランダ,テオ・ヤンセン展,展覧会,日比谷パティオ,写真

今、国内外で話題沸騰中の不思議な生命体“ストランドビースト”に会える!ということで、日比谷パティオ特設会場で開催中(〜4月12日(日))の「テオ・ヤンセン展ー新しい命の形ー」に行ってきました!ストランドビースト?それって何??と初めて聞く人も多いかも。これはオランダ語で“砂浜生物”という意味を持つ、オランダ人アーティスト・テオ・ヤンセン氏によって生み出されるプラスティックチューブで作られたアート作品。
風を受けるとボディに取り付けられているビニールの帆が稼働し、ペットボトルに貯まった圧縮空気の力を使って自ら歩き出すのだそう。そして、気になるのが、その誕生について。ストランドビーストはどうやって生まれたのか、来日中のテオ・ヤンセン氏にお話を伺いました!

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☆まずはストランドビーストを作るようになったきっかけを教えて下さい。
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それは今でもよく覚えていますね、1990年9月のことです。天気の良い日で、私はDIYショップでプラスティックチューブを手に入れました。
これはオランダでは電気配線用に使われているよくあるチューブなんですが、しばらくの間、私はそれを使って遊んでいました。
すると、三角にすると強度が増し、折り曲げることもできるこのチューブで何でも出来るような気がし、1年だけこのチューブで何か作ってみようと思い立ったんです。
そして、1年経った頃に動物が出来ました。

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☆なぜ“生物”を作ろうと思ったんですか?
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新しい生命体を作ることで、この世界に生きている生物たちのことをもっと深く知ることができると思ったからです。
とはいえ、作品作りで実際の生物をモチーフにすることはありません。
作品はすべて私の頭の中に生まれたイメージを形にした未知の生物ですが、筋肉、神経、脳などのパーツをチューブで作り始めていったら、もともと存在する生物の体の構造や進化のプロセスに非常に似ていることに気づきました。

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☆進化のプロセスに合わせて時代設定がされていますが……。
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例えば「グルトン期」は、ラテン語で“テープ”という意味です。チューブの接合に粘着用のテープを使用していた時代ですね。
それぞれの時代には作品を作る上での技法や特徴を表した名前をつけています。

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☆テオさんにとって“ストランドビースト”はどんな存在ですか?
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犬や猫のように可愛がる“ペット”のような感覚はなく、地球ではない違う惑星からやって来た“未知の生物”という存在です。
この生物たちがどのように進化を遂げて来たのかを日本の人々に見てもらいたいと思います。

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☆今後、どんなものを作りたいですか?
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接合部分にパーツ類を使わずにチューブという1つの素材だけを使って作るのが目標です。
それと冬のオランダは風がとても強いので、それに耐えられる強靭な生物を作りたいですね(笑)。


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会場に入ると、今回のメイン作品「アニマリ・モデュラリウス」(写真上、テオ氏左)が迎えてくれました!プラスティックチューブの骨格のような姿が迫力満点ですが、脚や尾のイメージがちゃんと伝わり、恐竜のような表情が愛嬌たっぷり。テオ氏いわく、この奥にある作品「アニマリス・ぺルシピエーレ・レクタス」とこの子はおばあちゃんと息子の関係なのだとか。新しい作品を作るときは、前の作品のパーツを流用して使ったりするそう。まさに“生命体”が進化していくのです。
会場には、まだ手動でしか動かない初期の作品をはじめ、各時代を象徴する全11点を展示。パネルや映像では砂浜を歩く姿も紹介され、そのファンタジックな光景に圧倒されます!
また、会期中の土日には、会場スタッフが風をあてて作品を動かすデモンストレーションも開催するそうなので要チェック!
アジア初登場となる展覧会なので、ぜひこの機会にテオの世界観をたっぷり堪能しに出かけてみてください!

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テオ・ヤンセン展 ―新しい命の形―
会期:2009年1月17日(土)〜2009年4月12日(日)
※2月15日(日)のみ施設点検のため閉場
http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID
=215861

※会場内の撮影は禁止されています。
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↓クリックすると画像が拡大表示されます。

 
  • テオさんが持つこの細いプラスティックチューブが、あの巨大なストランドビーストに変身するんです。
    テオさんが持つこの細いプラスティックチューブが、あの巨大なストランドビーストに変身するんです。
  • これはBMWのCMに登場した作品の一部。実際に手で動かせるので是非試して体感してみて!
    これはBMWのCMに登場した作品の一部。実際に手で動かせるので是非試して体感してみて!
  • チューブで作った脳や脊髄、神経細胞のパーツ類も展示。手に取ってその精密な構造を確認してみよう。
    チューブで作った脳や脊髄、神経細胞のパーツ類も展示。手に取ってその精密な構造を確認してみよう。
  • 「2年間生きた」「砂に沈みやすい」などテオ氏の親しみやすいコメントが書かれた解説パネルも必見です!
    「2年間生きた」「砂に沈みやすい」などテオ氏の親しみやすいコメントが書かれた解説パネルも必見です!
  • 穴を掘ることもできるという「アニマリス・サブローサ・アドレセンス」。どんな動きをするのか見てみたい!
    穴を掘ることもできるという「アニマリス・サブローサ・アドレセンス」。どんな動きをするのか見てみたい!
  • テオ氏の工房を再現した「テオのラボ」では、実際に使っているパソコンや工具、直筆スケッチを展示
    テオ氏の工房を再現した「テオのラボ」では、実際に使っているパソコンや工具、直筆スケッチを展示
 
気持ち:びっくり!   GOOD:36   コメント:0
投稿日:2009/01/22 13:03:29
 
 
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