陸の孤島!? 東京の穴場夜景スポット「東京ゲートブリッジ」

2012年に開通した「東京ゲートブリッジ」は、江東区若洲地区と埋立地の中央防波堤を結ぶ東京湾の新しいランドマーク。恐竜を思わせるような独創的な形で話題を呼び、今では美しいライトアップが見られる穴場として夜景好きにもひそかに人気のスポットです。


東京ゲートブリッジは、JR京葉線、東京メトロ有楽町線の新木場駅南口から「若洲キャンプ場」行きのバスで20分ほどのいわば“陸の孤島”にあります。

橋のたもとには、キャンプ場やサイクリングコース、釣り施設などのある都立若洲海浜公園と区立若洲公園が広がり、一大レジャースポットとなっています。


エレベーターに乗って、いざゲートブリッジの上へ!

終点でバスを下りたら、歩いて数分で橋のたもとに到着。
実はこのゲートブリッジは橋の両端から渡る歩道がなく、日中は写真の建物にある専用エレベーターで橋の上にある歩道を歩くことができます。この建物が開いていないと歩道に上れないので、デートの日の出発前はここが開いているかどうかを確認してから向かうのがスマートです(毎日10:00~最終入場16:30まで。毎月第3火曜及び12月の第1火曜と悪天候時は封鎖)。


橋の上からはスカイツリーの姿も! 絶景と吹き抜ける海風が爽快!

昇降施設からゲートブリッジの上に出ると、湾岸エリアの景色が一望! 足元にはキャンプ場やサイクリングコース、奥には風力発電の巨大な風車が回っているのが見えます。


目を凝らすと東京スカイツリーの姿も! 雨が降った後や冬など空気が澄んでいる時には、遠くに富士山も見えるそうです。


意外と揺れる場所もあり、“恋の吊り橋効果”も期待できる!?

東京ゲートブリッジは全長約1,6km。橋を渡って向かい側の埋立地には降りることができないため、突き当たりまで行って戻ってくることになります。

途中、大きな車が通ると橋が揺れてちょっと怖いですが、お互いに恋人の手を取り合って歩けばデート気分もいつもより盛り上がるはず!

出発地点から500~600mほど歩くと、先ほど見えていた公園が遠くに見えます。周囲には高い建物がないので、気分爽快です。

橋のすぐ下に延びている防波堤は海釣り施設。週末には多くの釣り客でにぎわうので、アウトドア好きカップルなら二人で一緒に釣りを楽しむのもおすすめ。この公園にはキャンプ場もあるので、二人でキャンプ&BBQデートもぴったりです。


途中にはちょっと腰を下ろせる場所もあります。持参した飲み物で喉を潤しながら、二人でのんびりひと休み。東京湾の絶景や航行する船を見ながら、心地よい風に吹かれていると日頃の疲れやストレスも忘れて、心身ともにリフレッシュできそうです。


現在位置を記した看板を見ると、この場所がちょうど中間地点の800m付近のようです。ここは海面から約61mの高さなので、ビルに換算するとなんと約20階の高さ! 下をのぞきこむと高所恐怖症でなくてもスリル満点ですが、ドキドキしていわゆる“恋の吊り橋効果”で二人の仲がさらに進展するかも!?


さらに、てくてくと進んだ先に見えてくるのが橋の対岸の埋立地。この日はかなりどんよりとした天気でしたが…、晴れた日には富士山がきれいに見えるようです。 この先の突き当たりがゴールになりますので、周辺の景色を楽しんだら元来た道を戻ります。


幻想的な美しい夕日を楽しんだら、いよいよライトアップ!

ゲートブリッジから下りたら、橋の夜景を見に公園へ戻ります。ここからは晴天の日にはゲートブリッジ越しに沈む美しい夕日が眺められるとあって、撮影スポットとしても人気です。


日没の時間になると、いよいよゲートブリッジに照明が点灯。同じように見学しているカップルたちの間からは点灯の瞬間、歓声が上がっていました。


空が暗くなるにつれてライトアップが色を増して輝き始め、一層ロマンチックな雰囲気に。写真でブルーの光を放っているライン照明の色は毎月テーマカラーが変わるほか、ピンクリボン月間などの際には特別色のライトアップもあるのだとか。


夜のゲートブリッジはどこか神秘的な雰囲気で、二人を引き寄せる不思議な力を持っていそうです。吊り橋効果も相まって、付き合う前からマンネリ気味の二人まで、幅広いカップルのデートにおすすめ!


今度の休日は丸一日楽しめて、意外と穴場な東京の新・絶景スポット「東京ゲートブリッジ」を二人でゆったりと楽しんでみては?


東京ゲートブリッジ
所在地:東京都江東区若洲~中央防波堤外側埋立地
最寄駅:新木場

※2015年12月3日時点の情報です。掲載内容等は変更になる場合があります。


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