【原宿】仲睦まじかった明治天皇と昭憲皇太后を祀る/明治神宮

初詣の人出が全国で一番多いことでも知られている「明治神宮」は、明治天皇と皇后の昭憲皇太后をお祀りする神社です。


広大な敷地70万㎡もの広大な御神域には、3万を超える樹木が覆うように茂り「代々木の杜」とも称されるほど豊かな森を形成しています。参道に生える“代々木”の地名の由来ともなったモミの木や、四季折々の風景を味わえる庭園など見どころも豊富です。

明治神宮の御守の中でもカップルに注目してもらいたいのが、こちらの「縁結錦守」(1,000円)。良縁の願いを込めて奉製された御守で、菊の御紋の周りには花菖蒲の刺繍が施されています。

また「除災招福守」(1,000円)にも注目。2022年7月、明治神宮の創建より100年ぶりに建て替えられた南参道鳥居の古材を用いて奉製されたもので、数量限定で授与されます。

明治神宮
  • 所在地

    東京都渋谷区代々木神園町 1-1

  • 最寄駅

    明治神宮前〈原宿〉

  • 電話番号

    03-3379-5511

【赤坂】仲の良い夫婦神をお祀りする縁結びの定番/赤坂氷川神社

赤坂氷川神社」は、高層ビルが立ち並ぶ六本木や赤坂といった繁華街にある神社です。


周りの喧騒と一線を画し、静かに佇む姿は幻想的。天暦5(951)年に創祀され、素盞嗚尊(スサノオノミコト)と妻・奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)の夫婦神をお祀りしていることから、縁結びのご利益を求めて多くの人が訪れます。

お参りした後にいただいて帰りたいのが、二羽の千鳥がかわいい「縁結び御守」(800円)。水色とピンク色の2種類があるので恋人とおそろいで持つのも◎。


神社のシンボルである天然記念物の銀杏の葉と、無限に広がる波の文様(青海波)が描かれ、末永く続く幸せへの願いが込められています。

赤坂 氷川神社
  • 所在地

    東京都港区赤坂 6-10-12

  • 最寄駅

    赤坂

  • 電話番号

    03-3583-1935

【飯田橋】縁結びの神社で二人の良縁をしっかり祈願!/東京大神宮

明治13(1880)年に創建され、三重県の伊勢神宮と同じ神様をお祀りすることから、“東京のお伊勢さま”と呼ばれます。


また、結びの働きを司る“造化の三神”をお祀りする「東京大神宮」は、神前結婚式創始の神社としても知られています。縁結びのご利益で名高く、三が日ともなればお参りを待つ人で長蛇の列ができるほど。

良縁祈願の後にいただきたいのが、縁起の良い「えんじゅ」の木の玉を御守にした「縁授守」(1,000円)です。


御守袋は、二頭の蚕(かいこ)が力を合わせて作り出した繭から作られる薄手のシルク「しけ絹」のを用いたもの。御守には「繭から糸を紡ぐように、良縁の糸を紡いで、喜びに満ちた幸せな日々を過ごしてほしい」との願いが込められているそうです。

そしてもう一つ、お参りの後にひきたいのが「おみくじ」。おみくじは吉凶の判断だけをみるものではなく、神様からあなたに向けたメッセージです。


東京大神宮の「恋文みくじ」(200円)は「万葉集」や「古今和歌集」などの歌集に収録された恋の和歌を記載。神様のお告げを歌から読み解き、恋愛成就に導いてくれます。恋人と一緒にひいて、お互いのおみくじに込められたメッセージの意味を探ってみても良いですね。

東京大神宮
  • 所在地

    東京都千代田区富士見 2002/4/1

  • 最寄駅

    飯田橋

  • 電話番号

    03-3262-3566

【八王子】子授けや安産、縁結びの神様/子安神社

天平宝字3(759)年、時の皇后の安産祈願をするために創建されたと伝わる「子安神社」。現代でも子授けや安産を祈る人々から篤く信仰されています。


御祭神に奇稲田姫命をお祀りすることから、縁結びの御神徳もあります。また毎年1月には、福娘による福笹の頒布のほか、福娘による「餅撒き神事」も開催。この機会にぜひ訪れてみて。

良縁はもちろん「今年は結婚したい!」「意中の人との仲を進展させたい」などの願い事は、心を込めて絵馬に書いて祈願をしてみましょう。子安神社の「願掛け絵馬」は、ハート型に葵の文様の色違いで2種類あるので、参拝の記念に恋人と一緒に奉納してみては?

子安神社
  • 所在地

    東京都八王子市 明神町4-10-3

  • 最寄駅

    京王八王子

  • 電話番号

    042-642-2551

まとめ

縁結びの願い事が叶ったら、神様へ感謝の気持ちを伝える「お礼参り」も忘れないで。新しい年がみなさんにとって、素晴らしい一年になりますように!

取材・執筆/大浦春堂

取材・執筆/大浦春堂

編集者、トラベルライター。雑誌やWEBマガジンへ全国の神社仏閣や旅をテーマにした記事を寄稿するほか、おもな著書に『御朱印と御朱印帳で旅する全国の神社・お寺』(マイナビ出版)、『神様が宿る御神酒』(神宮館)、『神社とお寺 おいしいお詣りスイーツ』(講談社)がある。

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本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2023年12月29日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2019年12月27日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2023年12月29日に再公開しております。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。
※※2019年12月27日初回公開。