歴史とともに歩んできたお札や切手。
そこには社会、経済、文化、技術の移り変わりが反映されています。当館はお札や切手を総合的に学べる博物館です。
国立印刷局が大蔵省紙幣司の名で創設されたのは、明治4年のことです。我が国において近代的な銀行券や郵便切手が誕生したのも、やはり同じ頃のできごとです。それから130年余り、国立印刷局は日本のお札づくり、切手づくりに一貫して携わり、その製品と歩みを共にしてきました。その結果今日に至るまで製造され、蓄積されてきた数々の製品は、お札や切手の歴史、印刷技術の歴史を物語る貴重な資料となっております。
当館の展示室では、お札、切手、証券など、国立印刷局が製造してきた各種製品とともに、明治期以前のお札、諸外国のお札や切手、印刷機器、お札の製造と深い関わりをもつ銅版画など、様々な資料を陳列し、お札の歴史、偽造防止技術などについて解説しております。当館の展示を、お札や切手を通じた知識習得の場としてご活用いただければ幸いに存じます。